第17話* ページ18
私がそう答えると驚いたような表情を見せた。
その表情は可愛らしかった。
でも、白々しい。
こうなったのも、どうせ貴方が操った事なのに。
貴「他にも千葉家の者や七草家の長女とも会いました」
真「七草家の長女…あぁ真由美さんね」
貴「はい、生徒会長でした」
この人からは特に何も感じない。
どんな人だって何かは感じるのに。
―…まぁ、此処の人たちだから当たり前か。
真「で、お願いしたい事があるの」
貴「何なりと申し付け下さい」
真「達也の制御―…とは言わず、達也の事を見ていてほしいの」
貴「失礼ながら私は達也様ほど強くありません
せいぜい、高3ほどの実力だと」
真「別に魔法を使ったりとはないわ
本当に見ているだけでいいわ
何か変化があったら、そっちのガーディアンに言って」
達也に変化…、それって深雪の事だけじゃんか。
てか、何かこれからあるって事?
貴「分かりました
注意深く監視しておきます」
真「ありがと
…そういえば、2人とも貴方の事覚えていた?」
貴「いいえ、全く
ちょっと悲しくなってしまいましたよ」
私はちょっと感情を表に出した。
話がプライベートなものになったし、このぐらいなら失礼に値しないだろうと思ったからだ。
真「それはしょうがないでしょう
私だけが覚えているでは足りない?」
貴「いいえ、嬉しい限りです」
私は、真夜の出した両手に誘われるように真夜の腕の中に。
人の体温は久しぶりで、とても気持ちよかった。
真「貴方の魔法であの子たちの記憶を思い出す事もできるのよ?」
貴「それはやりたくないです」
真「そう
寂しくなったら、連絡しなくても来ていいわよ
使用人には変な視線を送られるだろうけど…」
貴「…おば様…」
そんな温もりを感じる時間はそんなにはなかった。
真夜は当主。予定が沢山入っているのだ。
しょうがないことなんだ。
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まゆ - 面白かったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年4月20日 9時) (レス) id: e4c62973b8 (このIDを非表示/違反報告)
死の歌姫(プロフ) - 福祉ではなく風紀デース((。´・ω・)。´_ _))ペコリ (2017年2月16日 18時) (レス) id: 899b6de441 (このIDを非表示/違反報告)
流 - ほのかの名字は「三井」ではなく「光井」ですよ (2015年5月27日 22時) (レス) id: 92e4cfa17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蓮華 | 作成日時:2014年7月15日 17時