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~9~ 熱を帯びる 潤side ページ10
「ニノはそんな顔したリーダー、
見たくないと思う。」
空気を打ち破ったのはきっと俺で、
ビクッと跳ねたリーダーの肩は、
不自然に上下していた。
それだけでわかる。
調子が悪いんだってこと。
だからニノは俺に『大野さんお願い』
なんて言ったんだ。
それでも動こうとしないリーダーを
少し手荒だけど、手を引いて、
ベッドの傍から立ち上がらせた。
それと同時に正面から熱を感じる。
潤「え…………、リーダー……?」
近くで見ていた翔くんは、
ニノの頭の上にあるナースコールで
看護師さんを呼んでる。
翔「すいませんっ!!二宮じゃなくて、
付き添いで来てた大野なんですけどっ!!
呼吸の仕方がおかしくてっ!!」
雅「翔ちゃん!!きっと熱もあるよ!!」
翔くんと雅紀の言葉でリーダーが
どうなってるのか、やっと理解して、
自分のしたことを後悔した。
体調が悪いって分かってたはずなのに。
どうしてあんな手荒なことを。
~10~ 浮かれる 智side→←~8~ 重い空気 翔side
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Miu@にのあい(プロフ) - 私この作品大好きです。けっこう前に読んで号泣して、今でもたまに読みに来ます。そのたびに泣きます笑ほんとに大好きです！素敵な作品を作っていただき、ありがとうございました。 (2016年12月23日 16時) (
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作者名：花蓮 | 作成日時：2014年8月10日 19時
