続き ページ10
sn『なるほど、なるほど』
｢急にどうしたんですか｣
sn『ちょっと過去見させてもらったよ〜』
神は呑気に言った。
なぜか私は怒る気にはなれずただ黙っていた。
sn『浮かない顔してたのは前のトラウマが今になって発動してるからなんだね』
｢発動っていう言い方はちょっとあれですけど…まぁそういうことです…｣
私は学生時代、ストーカーにあっていた。
警察に相談してなんとかなっていたがまたそのストーカーがついてくるようになった。
引越しとか何度もしてるのについてくる。
どんだけついてくるんだと思いながら悩んでいた。
sn『その悩み解決してあげる』
｢もう見守るだけでいいですよ…というかそれが神様の本業でしょ？｣
sn『人助けも神様の仕事なんだよ』
すると神様は大きな光をまとい私のほうを向いた。
｢何するんですか？！｣
sn『まあ見てれば分かるよ』
神様がまとった光は私のほうに移りその後だんだん光が小さくなっていった。
sn『よし、これでOKかな？』
｢本当に何したんですか…｣
sn『なにかされた時すぐ僕が助けられるようにしただけだよ』
なんで神様はそこまでするのだろう。私なんかのために。
ほっといて他の人の手助けでもしてればいいのに。
sn『君には恩返しをしないといけないからね』
｢えっ…？｣
sn『倒れかけそうになった神社を治そうとしてくれたでしょ？僕あの神社の神様だったんだよね』
｢じゃあ、あの “ ありがとう ” っていう言葉は…｣
sn『うん、僕の声だよ』
その事実を聞いたとき無性に涙が流れた。
まだあの神社が残ってると知って。
まだしんぺい神がいると知って。
sn『A、治してくれて本当にありがとう』
そう言った彼の目にうっすらと涙があった。
これからも彼の御守りに身を包んで生活していこう。
彼に感謝しながら私は今日も前を向いて歩いていく。
★∻∹⋰⋰☆∻∹⋰⋰
お気に入り登録1000人超え…？！
本当にありがとうございます！(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
死にたがりな少女と生きたがり少年【tn】→←神様の恩返し【sn】
d!のラッキーキャラ
四流
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1080人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご - 遅めですが、完結おめでとうございます！ずっと読んでいました！次の作品様も楽しみです！これからも応援し続けます！ (2019年12月13日 21時) (
レス) id: ed57538bc3 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - パンナコッタさん» そうなんですね！お疲れ様です！次の小説も楽しみです！絶対読みにいきます！ (2019年12月2日 22時) (レス) id: ed57538bc3 (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - りんごさん» 久しぶりです！そうですね...Part2が終わったら一旦短編集は完結にしたいと思います。次は普通に小説を書こうかなとか思ってます( `・ω・´)ゞ (2019年12月2日 20時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - お久しぶりです！“天使と墜天使”好きです！tn氏が最推しの私はもう…ね？(は？)気づいたらこの作品様ももう少しで終わりそうで悲しいです。 (2019年11月29日 17時) (レス) id: ed57538bc3 (このIDを非表示/違反報告)
パンナコッタ(プロフ) - スピカさん» 初コメントありがとうございます！残念ながらこの小説はリクエストは受け付けてないんですがちょうど呪鬼の誰かの小説を書こうと思ってたのでありがたかったです…！リクエストという形ではないんですが採用させて貰います(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2019年11月29日 11時) (レス) id: 95abd541e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：パンナコッタ | 作成日時：2019年10月10日 19時
