彼らが私に恋をした!?３［ケンカのあとは…編］ (ページ34)

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やっぱり覚えてなかったんだ

ううん、

あの様子じゃ、耳に入ってなかったのかも…

松「すごいじゃん？なんの資格？」

「別に大した資格じゃないの。
試験だって一日で済むし。」

松「A？」

「潤は個展の準備で忙しそうだったし、百合さんみたいな完璧な人が傍にいたらあたしの資格なんかべつにホントに大したこ…」

松「なんで百合が……、ん？……あ…！」

「みんなごめんね、わざわざお祝いなんてしてもらっちゃって…
でもホントに大したやつじゃなくてね、」

櫻「そんなことないよ、頑張ってたじゃん？」←Facebook情報

「あたし要領悪いから、人より努力が必要なだけでホントに、」

松「ごめん！A!!」

「え、どうしたの？」

松「俺、聞いたよな、あの日資格の話…」

「…思い、出してくれたんだ？」

松「ごめん！自分のことに夢中でAの話ちゃんと聞いてやれなくて…」

「いいの、忙しいときにあたしが押し掛けたんだもん、仕事の邪魔をしたのはあたしだから。」

松「邪魔だなんて！」

「いつも邪魔しちゃって…、ダメだね、彼女失格だね、、笑」

松「A…？」

相「ちょ、松潤誰なのそのユリは！」

櫻「まさか…！」

和「潤くんに限って……え？マジで？」

大「んな顔の濃いやつやめておれんとこ来い、ほれ。」

松「いや、顔関係ねぇし！つーかただの仕事仲間だし！」

「…、」

和「こちらのお嬢サンは納得してないみたいですけどー？」

松「え？そうなの？」

「いや、べつにそういうんじゃ…」

松「マジで何もないから！ホントに！俺ずっとAのことしか見てないよ？」

「潤…///」

相「え、何この展開。笑」

和「相葉さんクーラー効いてる？
なーんか暑いんすけど！」

大「んだよつまんねぇなぁ。」

櫻「だよね、やっぱそうだよね、そんな都合のいい展開ないよね……」

心配そうに

あたしの肩に手を置いてた潤が

そのまま顔を覗き込むように姿勢を下げた

松「ごめんな、不安にさせて。」

「んん、あたしこそごめん、勝手に…」

松「いや、むしろ嬉しかったよ？」

「嬉しい？」

松「俺は今まで散々お前の周りに居る男たちに妬いてきたから。」

「う、嘘だぁ！」

松「気付かなかった？そいつらのことすんげぇ睨んでたの。笑」

そう、

子供みたいに笑って潤は言った