彼らが私に恋をした!?３［ケンカのあとは…編］ (ページ22)

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相「たっだいまー！」

和「おせーよ、相バカ！」

相「まぁまぁ、幸せな二人に免じて許してよ！ね？」

櫻「え、その花束…って、もしかして？」

相「はいはい！オレたち、結婚することになりましたー♡」

松「はっ!?」

大「んだよつまんねぇなぁ。」

和「え、マジで？Aちゃんいいの？そのバカで。」

相「ちょ、ニノ！笑」

松「え？マジで？」

「えっと……はい♡」

相「つーことで！みんな今からAの半径５キロ以内に入んないでね！」

和「５キロ？バカか！」

相「特に松潤！」

松「俺？」

相「Aはオレの嫁だからね！」

松「……いつでも相談にのるからな？」

「宜しくお願いします…」

相「ちょっと！笑
またオレ、ジェラっちゃうから！」

１カ月後、

Aのために作った！

と、意気揚々とコンテストに挑んだ雅紀

あたしまで緊張するから、と

応援には行かずに家で待っていた

終了予定時刻を過ぎたころ

インターホンが鳴って玄関を開けたら

緊張したままの雅紀が

立っていた

相「た、だいま…」

「おかえり、なさ…」

相「あの、さ…」

「…うん、」

相「審査員特別賞でも、お嫁さんになってくれる…？」

と、

雅紀の名前と、

カクテル名である、A、が、

あたしの名がつけられた、

カクテルの名前が書かれた表彰状と

審査員特別賞、と書かれた目録を

恐る恐る差し出した雅紀の可愛さに

またもっともっと

大好きな気持ちが込み上げたのは

ナイショの話。

こうして、二人はずーっと幸せに暮らしましたとさ！…

―雅紀Ver.Fin―