ようこそ、華麗なるサァカスへ【文豪ストレイドッグス】

演目４　＿ 人生の道標 ＿ ページ5

敦side




あの後色々あって、


どっかの食堂に来た。




店員「いらっしゃいませ、ご注文お伺いします」



『えっ、と、あ…茶漬けを１０杯ほど！』



太宰「道化くんは食べないのかい？」



師星「ボクは要らない、ダヨ！」



店員「う、承りました」




師星さんを少し怖がりながら、


店員さんが去っていった。




国木田「ほんっとうに何をしているのだ、この迷惑散布機が…！」



太宰「農薬散布機みたいに言わないでくれるかい！？」




なんだかんだ話してたら、


茶漬けが沢山運ばれてきた。


お、美味しそう…！




『いっただきまぁす！』




手を合わせて茶漬けを食べ始めた僕の隣で、


師星さんが目の前の２人に話しかける。




師星「２人は、仕事中、カナ？」



国木田「その通りだ。太宰、早く仕事に戻るぞ」




国木田さんが眉間に皺を寄せながら叫ぶ。




国木田「仕事中に突然 “ 良い川だね ” とかいいながら川に飛び込む奴がいるか！！」




僕の目の前に居る包帯ですね、多分。




国木田「おかげで見ろ、予定が大幅に遅れてしまった」



太宰「国木田君は予定表が好きだねぇ」




ﾊﾞﾝｯｯ




国木田「これは予定表ではない！！理想だ！！我が人生の道標だ」




うわ、吃驚した。


ってか茶漬け美味しい。




国木田「そしてこれには、 “ 仕事の相方がジ殺嗜好 ” とは書いていない！！」




それ書いてあったら、


逆にすごいと思うんだけど？




『ぬんむいえおぬんぐむぐ？』



国木田「 “ 俺の金で小僧等が飯をしこたま食う ” とも書いていない！」




いやまぁ、そりゃそうか。




、

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