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#071 end pattern1 ページ8
優しい声がする。
聞いたことのある、包み込むような声が……
暖かい…
この声は、私に安心を与えてくれる……。
________この声は…
『A……』
『A…』
『A…。』
____________及川くん……
「…ごめ、んね…。心配ばっ…かり…かけて…………。」
涙がすっと伝う。
ぎゅっと繋がった手が、暖かい。
「…オレの方こそ…ごめん…。もう…Aの悲しませるようなコトはしないから…！」
及川くんの瞳から、大粒の涙が溢れた。
…あぁ、泣かせちゃったなぁ……
「…好きだよ。”徹”。」
「オレも好き。いや…愛してる。」
______________________________________
＞＞#072に続く。
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作者名：色葉怜 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2015年3月17日 23時
