今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:30,293 hit
小｜中｜大
#074 end pattern2 ページ11
黒尾が部屋に入ると、Aは目を瞑ったまま…涙を流していた。
「……A。」
その姿があまりにも、綺麗だった。が…ある違和感に気づく。
αはΩと番になったとき、Ωの香りを漂わせるのだが、Aにその香りはない。
「……まさか。」
番を解除したのか…。
そうしたら、及川…オマエは一生…苦しみを背負っていくことになる。
そこまでして…。
「…黒尾？」
目を開かせた、A。
「……なんだか…涙が止まらないん…だけど…はは。」
「…今は泣いていい。」
ずっと、疲れていたんだろ。
今ぐらい、泣けばいい。
アイツが頼んだんだ…
オレが幸せにしてやる。
#075 end pattern3→←#073 end pattern2
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 304人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：色葉怜 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2015年3月17日 23時
