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#024.α×α ページ25

「…あれ?Aさん?」





西棟のS教にて、研磨くんと遭遇。





「久しぶり。ねぇ、黒尾って風邪ひいたの?」


「体調崩したみたいなんだ…。」



しょんぼりと、研磨くんは落ち込む。



「研磨くん、一緒にお見舞い…いかない?」


「ごめん…今日は部活は休めない。Aさんはクロの家、知ってる?」


「…知らない。」



そして丁寧に研磨くんに道を教えてもらい…


「じゃあ、今日行ってみるよ。バイバイ。」


と、S教から出て行ったA。




その後、孤爪は携帯を取り出して
黒尾相手にメールを送った。




『チャンスは有効にね、クロ。』







_____________________________________


黒尾side





「大丈夫?」




「…よく来れたな。」




「うん…。何か買ってきたけど、食べる?」




「ありがとな…、とりあえず上がれよ。」






研磨からの不思議メール


『チャンス?何のだよ?』



『Aさん、お見舞い行くんだって。
心配してたよ、クロのこと。』



『でもアイツ、オレの家知らねーけど。』


『道はちゃんと教えた。オレが無駄に働いたんだから、これ無駄にはしないでね?』






と、研磨の粋な計らいにより…



こうして…Aが



「熱、何度くらい?あれ…体温計は?」




「体温計は…壊れたから捨てた。」




「じゃあ、黒尾…こっち向いて。」




首筋に手を当てられて、体温を計られる。



「うん…38.7ぐらい?寝ろ。」



これを無意識にやるもんだから…




「わかってるって。」





たまったもんじゃない…。









_____________________________________

?×Ω







「徹…‼︎ねぇ、徹‼︎」






バレーの休憩時間、体育館に騒がしい女が現れた。




「…何かよう?」



こんな女がオレの元カノだなんて…泣ける。


整形はまだ許す…けど

浮気はないでしょ…。


けど、あの時のオレは…
誰でも良かったんだ…女なら。






後ろで岩ちゃんが見ているのが分かる。
オレとこの女の事情をよく知る人物だ。





「とりあえず、出ようか?」


「う、うん…。」





人のいない、中央広場まで連れ出す。

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色葉怜(プロフ) - ラズベリーさん» ありがとうございます! (2014年12月23日 8時) (レス) id: 102c46b730 (このIDを非表示/違反報告)
ラズベリー - 続き気になります!頑張ってください。応援してます。 (2014年12月22日 20時) (レス) id: 8ca5c1fefd (このIDを非表示/違反報告)
色葉怜(プロフ) - 水月さん» ありがとうございます! (2014年12月21日 21時) (レス) id: 102c46b730 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - 面白いです!更新がんばってください! (2014年12月21日 20時) (レス) id: df3164a886 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:色葉怜 | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2014年12月7日 22時

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