#016.β×β ページ17
『…え…‼︎』
『…‼︎』
「赤い糸で結ばれた二人は…‼︎どうやら知り合いだったみたいです‼︎」
『『オ〜‼︎』』
どうやら面白いことになっているみたいだ…。
そして…
「さぁ‼︎ラスト行ってみましょう‼︎」
ステージの前まで歩くように促される。
前へ着くと、初めて
相手の顔が分かる。
「…‼︎」
「…Aちゃん⁉︎」
お互い顔を見合わせて、
照れたように笑った。
「Aちゃんで良かった…!」
「…私も。」
すると、リーダー眼鏡くんが…
「…リア充めっ!」
と小さく愚痴り、司会を進行する。
しかし、
「…っ…‼︎」
途中、苦しそうな声が隣から聞こえた。
「…大丈夫?」
「…うん、大丈夫だよ?」
及川くんはそう笑ったけれど、
何かを我慢しているようだった。
「これで”運命の赤い糸”は終了しますが…‼︎ここでペアになった人達のその後は自由です。
___さて、今回はどうなるんでしょうかね?」
意味深な言葉を最後に、
ステージを下りた。
『…今年は何組できるんだろー?』
『シークレットガールの相手は及川か…。』
『伝説、更新かな〜?』
観客達が口々に話しながら、散らばっていく…
中央広場は、あっという間に人がいなくなった。
その後、及川くんも時間があるということなので…少し話すことに…。
でも、黒尾…
どこに行ったんだろ?
「Aちゃん、災難だったみたいだね。」
シークレットガールは強制参加だから、
その事を言っているみたいだ。
「けど…相手が及川くんで本当に良かった。知らない人だったら大変だったし…。」
「オレも…これ、断らなくて正解だった。最初興味無かったし…ノリ気じゃなかったんだよね。」
「え、及川くん。そういうの好きそうなのに…意外。」
「ちょっと、Aちゃんにオレはどう映ってんのさ。」
「チャラい感じ…みたいな?」
及川くんと会話はしているのは楽しい。
けど、
黒尾がどこにいるのか探してしまう。
そのせいで…
「……っ…‼︎」
及川くんの身体の変化に
気づけなかった。
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色葉怜(プロフ) - ラズベリーさん» ありがとうございます! (2014年12月23日 8時) (レス) id: 102c46b730 (このIDを非表示/違反報告)
ラズベリー - 続き気になります!頑張ってください。応援してます。 (2014年12月22日 20時) (レス) id: 8ca5c1fefd (このIDを非表示/違反報告)
色葉怜(プロフ) - 水月さん» ありがとうございます! (2014年12月21日 21時) (レス) id: 102c46b730 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - 面白いです!更新がんばってください! (2014年12月21日 20時) (レス) id: df3164a886 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:色葉怜 | 作者ホームページ:http://uranai
作成日時:2014年12月7日 22時