【ゲゲゲの鬼太郎】かぐやは導かれ

1話目 ページ3

「おはよ！A！」
7時30分。
皆が慌しく動いている平日の朝。
そんな中、明るい声で挨拶をしてくるのは私と別クラスの犬山まなちゃん。
ひょんな事から仲良くなり、一緒に学校へ行っている仲だ。

「おはようAお姉ちゃん」
そしてこちらが裕太くん。
マナちゃんの隣人であり、仲がいい事から時々遭遇し学校へ行っている。

そして創真くんや大翔くん。なんだかんだいって此方も遭遇し、とびきり仲が良い訳では無いが一緒に登校したりしている。

というのが私の日常。朝起きて、用意して、学校に行く。そんな日常が続くと思っていた。だけど、最近妙な出来事が起きている。

「ねぇA、最近渋谷で変な木があるの知ってる？」

そう。突如現れた謎の木。今じゃ考えられないことから宇宙人の仕業ではないかと騒ぎ立てる者もいる。

「うん。ニュースでみたよ。何でも“スクランブル交差点で信号無視してみた”って言う動画を撮っていた人が突然苦しみだしたかと思えばいきなり赤黒い木になるってやつでしょ？」

ちなみに朝みたニュースでやっていたものを丸パクリとまではいかないが大体こんなものだったのである。

「そ、そう。A意外と知ってるね。何時もはこういうのはしらないのに」

「な、それな。Aがこういうの知ってるのって珍しいよな」

「え、珍しいってどういう事？」

結構、いや、かなり心外である。確かに私はこういう最近起きた事みたいなのには疎いけど、流石にここまで大事なのは私だって知っている。

「あ、あのね。Aお姉ちゃん！」

「うわ！びっくりした。」

いきなりの裕太君の声。まだ声変わりをしていないあの高さは予想していない時に大きな声を出されると心臓にくるものである。

「ごめん。でもあのね、これから妖怪ポストの中に手紙を入れるんだけど、一緒に来てくれる？」

「よ、妖怪ポスト？」

「うん。あの謎の木妖怪のせいだっておばあちゃんいってたから。」

「ふーん。分かった。着いてく。でも、その妖怪ポストって言うのは何処にあるの？」

「あ、それならここに。」

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かぐやの日常(仮)

竹取「鬼太郎ぉー」鬼太郎「ん？」竹取「鬼太郎ぉー」鬼太郎「だから何。」竹取「特に意味はなーい。暇ー」鬼太郎「はぁ。君それ、前にまなにやって怒られたじゃないか。」竹取「鬼太郎だからいいのー」鬼太郎「はぁ。」

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