12話目 ページ14
「そういえば、そろそろ。」
「ああ。この奥であの馬鹿ものがのびあがりの封印を剥がしたんじゃ。」
目玉おやじさんは憤怒しながらしゃべる。
その時。微かだった妖気がハッキリとした妖気に変わる。
のびあがりだ。
鬼太郎の髪が立つ。
私と鬼太郎はほぼ同時に上を見上げた。そこに居るのは一つ目玉に足が何足もある妖怪。おまけに透明。一つしかない目玉は赤色で不気味さを増している。
「間違いない。のびあがりじゃ。」
ペタペタと重力を無視して壁を歩く姿は私達の緊張感を高めた。
「なんにも居ないよ。」
まなちゃんの声。
私は咄嗟にまなちゃんの口元を抑える。
一瞬だった。声に気づいた伸び上がりが目を細くし此方を見る。
バレた。
のびあがりは目の前に現れた私達を排除すべく目玉から光を放とうとする。
「ごめん！」
まなちゃんを守る。その一心でまなちゃんを突き飛ばす。
一瞬のびあがりから目線を離した事が凶と出たのか、光はまなちゃんと離れた瞬間放たれ、鬼太郎と私に当たった。神楽鈴を使う隙さえなかった。
無数の手が伸びてくる。壁に突き飛ばされた私達は大きなハンデを産んでしまった。その為、いとも簡単に首を絞められながら上へと上げられる。
息がしずらい。苦しみながらの抵抗として手足をばたつかせるが、悲しいかな、そんな抵抗はのびあがりにとっては赤子の抵抗に過ぎず容赦なく何かの種を埋められた。
「不味い！それは吸血木の種じゃ！」
隣を見ると鬼太郎も同じように吸血木の種を埋められていた。
のびあがりは満足したのか素早く退散をする。
かぐやの日常(仮)
竹取「鬼太郎ぉー」鬼太郎「ん？」竹取「鬼太郎ぉー」鬼太郎「だから何。」竹取「特に意味はなーい。暇ー」鬼太郎「はぁ。君それ、前にまなにやって怒られたじゃないか。」竹取「鬼太郎だからいいのー」鬼太郎「はぁ。」
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カナデ - めっちゃスキーーーー (2021年11月13日 23時) (
レス) @page40 id: 001335acb6 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - サヤノさん» それに、今日のゲゲゲの鬼太郎の6期の再放送をやってたのを知って、それから他の番組がコロナで延期になってましたよ、テレビの再放送を見てからバックアップ出来るから大丈夫ですよ！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: b0da2356af (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - ミューナさん» けれど、中には妖怪を信じても尚も存在を受け入れようとする人間や、無暗に祟りを起こすきっかけで妖怪に怒りを表す妖怪やいるとしても、昔も今も妖怪や動物も人間も皆それぞれの場所を守って暮らしていますよ、アマビエのコロナ退散はネットでも良く流行ってます。 (2020年4月14日 19時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
ミューナ(プロフ) - なるほど…アマビエですか…けれど今日妖怪を無きものとして考える人が多くなったこの日本では力をお貸し頂けるのか不安なところでもあります。 (2020年4月14日 16時) (レス) id: e91299a326 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - ミューナ・ウィラリーズさん» 今一度のコロナを凌ぐ方法があります、最近話題の予言する妖怪のアマビエの絵を紙かスケッチで絵姿を描けばどんな疫病に伴ってコロナも退散出来ます、しかし…可能性は難しい事ではないです。 (2020年4月14日 13時) (レス) id: 7cd0816ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミューナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Myuna1/)
作成日時：2018年11月11日 22時
