架羅斗女学園

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亜嵐｢啓司さん！お帰りなさい！｣



啓司｢ただいま〜。ごめん、すぐリハ参加します！｣



メンディー｢よかった…｣



啓司｢亜嵐、ちなみに俺の代わりって誰がやってんの？｣



亜嵐｢あ…Aです｣



啓司｢…A？｣



メンディー｢あ…いまあそこにいます｣



啓司｢……うん。早くした方がいいみたいだね｣



亜嵐｢はい。できれば早急に…(笑)｣









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啓司さんがそう言うのも無理ありません。



なんせ、彼女のところだけオーラが暗い…いやほとんど真っ黒なのですから。








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啓司｢A！｣



｢あれ…啓司さん…お帰りなさい｣



啓司｢ごめんな、ありがとう｣



｢いえ…楽しかったです｣



啓司｢…｣








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そう言って微笑まれたけど、あまりにぎこちなさすぎて啓司さん、出る言葉もありません。









.









啓司｢んー…あ！隆二ー！隆二いる？｣



隆二｢え？あ…はい！ここいます！｣



啓司｢あ、いまリハ中？｣



隆二｢いや、いまは休憩中です｣



啓司｢あ、じゃあさ、ごめんけど、これEgのとこまで運んでくんない？｣







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誰か人を運べる人…



AKIRAさんはめっちゃリハに集中してるから話しかけられないし、メンディーはさっき世話になったし…



誰か…



そう思って思い付いたのが元大工の隆二。



"運んでくんない？"と言って指差したのはもうボーッとしきってるA。



状況は分からないものの、とりあえず運んだほうがいいことは明確だったわけなので。









.









｢Fun Fun We hit the step step…｣




隆二｢同じ風の中We Know We love oh｣








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なぜかCHOO CHOO TRAINを歌いながら運ばれる私。



お姫さま抱っこなんかじゃありません。



完全に木材運ぶときと同じ扱いをされてます。









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隆二｢あ、Egいたー｣



楓｢あ、隆二さん。｣



隆二｢これ、はい。啓司さんがありがとうって｣



Aya｢いや、何があったの｣

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