架羅斗女学園

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倒れかけた(いや、ほぼ倒れてた)健ちゃんをELLYと、たまたま通りかかった隆二くんが担いで帰り、私もそろそろストレッチして終わろうかな、と思った矢先。





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ｺﾝｺﾝ…




｢はーい、どうぞー｣







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ドアがガチャっと開き、そこにいたのは…








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｢うえっ!?HIROさん!?｣



HIRO｢なに、そんなに驚く？(笑)｣



｢いや、驚きますよ！何してるんですか、こんなとこで…｣



HIRO｢今、各グループのリハをちょっと見てたらE-girlsはパフォーマーだけしか居ないし、ボイトレ室行ってもA居ないから来てみたら居た(笑)｣



｢え！探してたんですか!?｣



HIRO｢んーまぁそんなとこ？｣



｢す、すいません…なんか…｣



HIRO｢いやいや良いんだけどさ(笑)｣



｢さっきまでガンガンスピナー漕いでました｣



HIRO｢うん、健二郎が隆二とELLYに担がれてるの見た(笑)｣



｢あ…やってましたもん、一緒に(笑)｣



HIRO｢相変わらずだよね、健二郎も(笑)｣



｢ですね(笑)｣







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そんな他愛もない話をしてると、ふとHIROさんが｢Aさ｣と言ってきた。





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｢はい｣



HIRO｢不安？｣



｢え？｣



HIRO｢SHOWのこと｣



｢あー…｣



HIRO｢Ayaちゃんに聞いたよ、昨日の通し練のこと。調子悪かったんだって？｣



｢すいません…｣



HIRO｢いや、謝らなくていいんだよ。ってか謝ったらだめ｣



｢はい…｣



HIRO｢どう思ってる？SHOWのこと｣

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