架羅斗女学園

部活。 ページ18

Aside



｢失礼します｣





.






一応先輩もいる可能性もあるから入りの挨拶はしっかりする。それはどんなにタメ口な私たちの部活のなかでのルール。



けどそこにいたのは…



部室であるちょっと広い部屋に入ったら既にいる姉さん方。(Amiちゃん以外)




.



Aya｢おー！来た！今日はうちらも参加させてもらうね！｣




｢はーい｣




Erie｢あれ？A今日はトレーニング参加せんの？｣




｢ボイトレ室、臣ちゃんが取ってくれたんで今からボイトレなんだよねー…｣




Shizuka｢すごく嫌そうやな(笑)｣




｢んー…これから課題曲2曲も終わらせなきゃなんないのよ〜｣





Aya｢え、なにそれ臣くんが言ったの？｣





｢そう！たかが昨日ボイトレサボったぐらいで！｣




Aya｢そりゃサボったらあかんやろ…(苦笑)｣




｢でも正直臣ちゃんよりATSUSHIさんの方が優しいし？私はATSUSHIさんの方が好きだな〜｣




柚那｢あ…A…｣




｢んー？なによー｣




柚那｢う、後ろ…｣




｢は？…………げっ。｣







.








後ろを見ると部室のドアの小窓から私を見ている臣ちゃん。




……ヤバイ。(笑)




臣ちゃんが久々に真顔になってる…(笑)






.







｢ぼ、ボイトレ行ってきます…｣




｢｢｢｢｢｢｢行ってらっしゃい…(笑)｣｣｣｣｣｣｣｣








.








｢お、臣ちゃん！お待たせしました！今行こうと思ってたところで…｣




臣｢…課題3倍にされたい？｣





｢…いえ。｣





臣｢俺の愚痴言う前にトレーニング｣




｢…はい｣

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