俺の、／izkm ページ2
Kwkm side
ちっ…ちっ…ちっ…
秒針が時を刻む音が聞こえる。
伊沢さんの帰りを待ちながら、小説の頁をめくる。
―――ぱら、ぱら…
それから数十分集中して本を読み続けていると、
―――ガチャッ
玄関のドアが開く音が聞こえる。
｢あ、帰ってきたかな…？｣
玄関まで行くと、
iz｢ただいま、川上。｣
と、言いながら俺の想い人は俺を抱きしめる。
｢わっ…離してください…｣
iz｢お帰りは？｣
｢お帰り…なさい…｣
iz｢ん、ただいま。｣
満足そうに囁いて、俺の体を解放しリビングへと入っていく。
｢あ、そういえば…｣
今日は水曜日。東大王の日だ。
俺もリビングへ行き、テレビをつけて見始める。
｢伊沢さん、かっこいいなぁ…｣
そのまま東大王を見ていると、
iz｢本物が目の前にいるのに、テレビの俺に釘付けなの？｣
｢!?!!?｣
いつの間にか風呂から上がっていた(らしい)、
髪が濡れたままの伊沢さん。
……かっこよすぎない…!?///
あまりの格好良さに何も言えないでいると、
iz｢おーい、無視？｣
まずい、なにか言わなければ。
｢ぁ…伊沢さんがかっこよすぎて…｣
!?何言ってんの…俺！
恐る恐る彼を見上げれば、耳まで真っ赤にした姿が。
iz｢んもー！可愛すぎでしょー!!｣
そう言って俺の事をぎゅうぎゅう抱きしめてくる。
｢い、伊沢さ、いたい…｣
iz｢可愛いお前が悪いー!!｣
―――テレビに出てるかっこいい伊沢拓司は、皆知ってるけど…
こんな風に甘々な伊沢拓司は、俺の。
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宵の明星 - まままさん コメントありがとうございます！とっても嬉しいです…！そうです！ソロのあれです！メロディも歌詞も全部好きなんですよ…！ (2020年4月26日 0時) (
レス) id: c290089357 (このIDを非表示/違反報告)
ままま(プロフ) - 急にコメントすみません(汗)アイナさんの曲って、ソロのあれですよね？！(曲名って書いていいんでしょうか？よくわからない…笑)私もめちゃくちゃ好きですー！！！ (2020年4月25日 22時) (レス) id: 712424a70c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵の明星 | 作成日時：2020年4月22日 14時
