囚人が看守に恋をした 2

日数減少なし ページ41

リ『さぁ、中に入れ』

ぺ・死『『はい！』』

リ『はぁ…なにを考えているのか分からん…』

ぺ『どうしたんですか？』

ク『今回のレクリエーションについてですか？』

リ『そうだ何の意味もない、こんなものに』

ぺ『ふふ、あはははは』

ク『これゴルゴンさんみてるんですかこれ？』

ぺ『どうしたんすか？笑』

死『貴方が主導して貴方が見てなかったんですよ！』

リ『お前達は気づいてないのか？』

死『え？何ですか？』

リ『恐らくあのレクリエーションの現場をゴルゴン様は見ていたぞ』

ク『マジすか？』

リ『さぁ、中に入れ』

一人一人順番ずつ入っていく

リ『え〜まず、プラス分をしたいのだが』

リ『8番』

ぺ『はい』

リ『お前のことはマイナス5日にしろとの命令がある』

ぺ『なんてこった』

ク『あちゃ〜』

リ『鍵を持っていたらしいな？』

ぺ『マジで僕持ってたわけじゃないんですけどね、何か…よくわかんないけど、レスタウラントに…』

死『レスタウラント』

ぺ『あの鍵があったんすよね』

リ『まぁ、仕方のない事だお前が持っていたのが悪い』

ぺ『まぁまぁ、そうですね』

リ『お前は残り11日だ』

ク『11日？』

ぺ『え、でも俺プラスだから…』

リ『ああ、そのプラスの作業も行う』

ぺ『あ、一旦ね？』

死『あ〜！』

リ『9番！お前は残り16日だ』

ク『いうてやばいこっちも』

死『ヤバいね』

リ『そして6番お前は残り20日だ』

死『２０日…はい』

リ『次、5番』

『はい』

リ『残り日数15日だが、ゴルゴン様からの命令で6番に合わせろとのことだ』

『えっ、てことは私プラス５日で残り日数２０日ですか？』

リ『嗚呼』

死『うぇぇ、いいなぁ〜』

リ『で、8番お前優勝したな？』

ぺ『はい、優勝しました！』

リ『まぁ、だから結果的に変動はしない、そして優勝の特典として、8番と6番と5番、6番は準優勝だが、今日の日数減少はなしだ』

ぺ・死『『やった〜！』』

リ『9番お前は日数減少がある』

ク『はい』

リ『そして6番、話がある』

死『あ、はい』

リ『通話も分かれてもらおう』

死『ｳｱｱｱｱｱｱｱｱｲ！』

『…ﾑｯ』

久しぶりのリアム看守を死神くんが独占すると思うと羨ましいという気持ちが溢れかえる

いいな、羨ましい、私も話したい、独占したいとか思っているとｶﾂｶﾂという靴の音が響く


ゴルゴン様だ

ゴ『5番！』

『はい』

ゴ『少し聞きたいことがある、来い』

そう言って牢屋のドアを開けるゴルゴンさん

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