囚人が看守に恋をした 2

逃げれない ページ43

ゴ『俺はまだお前の事を信じてやれんくてな？彼奴らを殺すと脅しをかけたが。でも、いつかお前が裏切る感じがして仕方ないんだ』

ゴ『だから、お前の強い欠点を握りたくて仕方なかった、それを出せば犬のように動くお前が欲しくてな？』

ゴ『そう思ってお前の行動を見てると気づいた』

ゴ『お前リアムが好きなんだな？』

『…そんなの弱みじゃないじゃないですか』

ゴ『そうか？なら、もし俺がリアムを外すと言えばどうする？』

『…そんな事できないですよね、リアム看守は忠実ですから』

ゴ『嗚呼、ここにいる看守の中でリアムは1番使えるだろう、だがな？あまりにも鋭すぎる。だから、どちらかと言えばスティーブぐらいのやつが一番いいんだよ』

『…』

ゴ『まぁ、そもそもお前を殺したくなどないからな』

ゴ『駄目押しだ、前のように軽い石じゃなく、より硬く重い石でお前の逃げ道を塞ぐ』

ゴ『それでも逃げるならリアムも殺す彼奴らも殺す』

『…ｯ!!』

ゴ『勿論お前だけは生かす、俺を裏切って逃げても、彼奴ら4人殺して、お前だけは許してやる。』

ゴ『だから、一生俺だけに尽くせ。もう一度約束をしようか』

私には、はいと言う返事しかなかった

皆んなで逃げるって約束したけど…私が逃げて皆んながいなくなっちゃうなら

私は…ゴルゴンさんから逃げる事はできないなぁ

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