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暗い森の中 ページ34






藤の花の家紋から出て人気のない山道を登っていた。


因みに鴉はひささんに預けた。近々鴉の主人が来るって言ってたから。


日「なぁ月島、少し休憩させてくれ〜」


月「何いってんのさっきも休憩したじゃんもう少しだから我慢しなよ」




黙って進む月島についていくと古びた鳥居があった。




山「ここだよ」




鳥居の周りには烏が此方をじっと丸い目を向けていた。




「や、お疲れ様」


『…え?』




鳥居の奥から袴を着た力さんが片手をあげていた。




緑「多分この時代では初めましてかな?俺は(えにし)今から屋敷の方に案内するから着いてきて」




鳥居を潜って縁さんに着いていくと隣で山口が着いたらびっくりするからと耳打ちされた。




長い階段を上りきると目の前にはデカイ屋敷があった。




日「なんだあれスッゲー!!」




はしゃぐ翔陽にこんな山奥に屋敷があること事態驚いた。




縁「こっちだよ」




そう促されて屋敷の方に足を動かした。

ようこそ烏野山へ→←月島達と再開



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作者名:御前葵 | 作成日時:2019年12月14日 18時

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