藤の花の家紋 ページ32
散策から3日目がたった。
歩いていたら突然雨が降ってきた。
影「急げっ!」
「カァァ見ツケタ!見ツケタ!」
『ナイス鴉!』
お婆さんに案内されて玄関先の暖簾を潜ると髪からポタポタと滴が落ちた。
「…ミヤ?」
『え?あっ…』
遠慮がちに声をかけられて顔をあげると探していたもう1人の月島がそこにいた。
「どうしたのツッキー…ってミヤだ!影山もいる!」
影「山口か?」
山「そうだよ」
以外とあっさり見つかるもんなんだ…
ドタドタドタドタドタッ
「かぁぁげぇぇやぁぁまぁぁ!Aぇぇぇぇぇ!!!!!」
月「こらおチビ!そんなに走ったらすべっ…」
「止まんねぇぇぇぇぇ」
ズッデェェェェェェン←
影「日向ボゲェェェェェ!突っ込んでくんなアホ!」
日「だっでぇぇ〜変な所にいてぇ〜鬼とか変なもんに食われそうになっでぇ〜月島たち見つけて〜影山とA見たら安心しでぇ〜(ダバァー」
月「わかったからおチビ離れな」
山「でも本当に良かったよ俺達もミヤと影山探していた所だったし」
感動の再開を果たして濡れたままだった私達をひささんと呼ばれたお婆さんに風呂場に通してくれた。
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作者名:御前葵 | 作成日時:2019年12月14日 18時