鬼殺隊との出会い ページ30
浅草はとても人が多い街だ。
影「…本当に大丈夫なのか」
『うん、もしかしたら鴉の主人見つかるかも知れないし』
血鬼術で隠されている珠世さんの家を出て再び浅草の街に出た。
『どう？それっぽい人いる？』
「…ｶｧｧｧｧ」
いないみたいで鴉は首を傾げて見せる。
ならもう少し遠くに行くかと浅草を離れて武家屋敷みたいな民家の街を訪れる事にした。
『だんだん人が少なくなってきたな』
「今日ハ此処マデニシテ、次ノホウガイイノウ…」
『そうだね…宿に戻ろうか』
諦めかけた時、何かが横を通った。
『…ん？鴉、今何か通らなかった？』
「…」
寝てるし。流石はご老人お休みまでお早いのですね。
上を見ると羽織を着ていて刀を腰に差し込んでいた。
こんな夜に…何してるんだろ。
「そこの人、危ない！」
『…え？』
後ろから叫ばれて正面を見ると鬼がいた。
…と同時に鬼の腕が斬られていた。
あ、なるほど。もしかして鴉がいっていた鬼殺隊の人かな。
それから三体の鬼を相手にする鬼殺隊の人とその人が背負ってる箱から女の子が出てきたりと色々凄い事が目の前で起こっていた。
「大丈夫でしたか!?」
『あ、うん助かったよ』
それから男の人と少し話しているのを見てから頭を下げ何処かにいってしまった。
炭治郎side
俺はこれから浅草に行くために鴉に案内されていた。
それにしてもあの女の子が無事で良かった。
禰豆子の額の手当てをしてくれたしきっと優しい人だったんだろうな。
…また、会いたいな。
炭「ハッ俺はどうしたんだ なんか…」
あの子の顔を見たとき顔が熱くなって…
炭「うわぁぁぁぁぁ/////」
俺は気を紛らわせるため叫んでいた。
「ウルサイゾ！」
炭「いでっ」
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作者名：御前葵 | 作成日時：2019年12月14日 18時
