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何としてでも探し出せ ページ19

無惨side




少し外に出ていた時に、それは居なくなった。




無限城に迷いこんだ人間の女の餓鬼を興味本位で置いといたがそこには跡形もなく姿がなくなっていた。




どこにいったのか、全ての部屋と鳴女の血鬼術で探したが何処にもいない。




…何故いない?どうやってここから出たと言うのか。


目の前の鬼に問いただしても知らないと首を振るばかりで私は右手に力を込めていたらしくその鬼は既に息だえていた。




「鳴女、上弦の鬼をここへ呼び寄せろ」




程なくして集めた鬼に命令を下す。




「人間の女の餓鬼を探せ。背中に烏と書かれた黒い衣服に肩までの長さの髪の餓鬼だ」


「無惨様、何故そのような人間を?」


「黙れ猗窩座。至急見つけたら報告をそれと同様に青い彼岸花も捜索を続けろ」




「「「御意」」」




「無惨様、私めも疑問で御座います…あの女に何があると言うのでしょう」




珍しく鳴女の質問に私は考えた。




…何故?そう深くは考えた事はないが興味本位でもあるが何かあるとすれば…




「鬼にして、私の配下に尽かせる為だ」


「…左様で御座いますか」




私は欲しいと思ったものは全て手に入れてきた。あいつは何故だか惹かれるものを感じるだから…









_____早く私の手に堕ちてこい、A

大事な話→←冷や汗が頬を伝う



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作者名:御前葵 | 作成日時:2019年12月14日 18時

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