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決して口には出してはいけない ページ2

聞き捨てならない単語を聞いた気がする。




『鬼ってなんですか』

無惨「…世間知らずな娘だな。いいか鬼とは人を主食にして生きるものだ私のようにな」




口を開けてその尖った歯を見せる無惨にAは一気に顔からサァーと血の気が引いていく。




無惨「いいかい?私の名は他言してはいけないよそれとこの無限城から出ることも許されないいいね?」




人差し指を口に寄せ、まるで小さい子供に言い聞かせるようにしてから仕事があるといい部屋から出て行った。




それまで張っていた緊張の糸が切れたのか膝から崩れ落ちて深いため息が漏れた。




『何あれ、鬼って人食べるの?こんなのゲームだけだと思ってた』




あの無惨って言う人はかなりヤバイ。あ、人じゃなくて鬼っていってたな。




「あっれれ〜どーして人間がここにいるのかな〜」


『…は?』




聞き覚えのありすぎる声に顔を上げると無意識に右手がそいつの顔面を殴っていた←

正当防衛だ→←目が覚めた先は



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作者名:御前葵 | 作成日時:2019年12月14日 18時

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