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ツナグ1 ページ2

「敦くん、君は《ツナグ》なる人物を知っているかい?」



真夏。




武装探偵社にて。




社員の中島敦にそう訪ねたのは、先輩社員の太宰治だった。



相も変わらず仕事を放って、ソファに寝そべる彼に、敦はため息を溢してから首を傾げる。



「《ツナグ》………ですか?」



「そう、《ツナグ》。最近、ヨコハマの街で偉く騒がれているんだよ。
調べてみたところ、かなり凄い異能力を所持しているようでねェ……………」



楽しそうに笑った太宰に、敦は興味津々に目を輝かせる。



「え、どんな異能力なんですか?」


「それがねぇ…………生者と死者を会わせることが出来る異能力者らしい。」


太宰の言葉に、敦は目を見開いた。



人知を覆し、あり得ない現象を引き起こすのが異能力だ。



しかし、どんなに理に逆らう力を持っていたとしても、人の死は絶対の事実。



誰も逆らう事など出来やしない。




失えば、もう会うことなど出来ないのだ。



なのに。



「死者と生者を《ツナグ》から、そう言う通り名がついたらしいよ。
それもお金はいっさいとらないし、会いたい理由も聞かないんだって。
……まぁ、これがただの善良な異能力者なら良いのだけれどね。」



太宰の台詞に、敦は緊張したような顔で首をさらにかしげた。

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レイディアス(プロフ) - 読んだことある本のタイトルだなぁ、と思ったら。辻村深月さんのでしたか。展開がきになります。原作の雰囲気が好きでしたから、楽しみにしています (2017年6月30日 20時) (レス) id: cb845e7746 (このIDを非表示/違反報告)
- どうも。とても面白いです。更新頑張ってください! (2017年6月30日 15時) (レス) id: ef8657de64 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 私も辻村深月さんの本は大好きです!すごく楽しみです。+゚(*´∀`*)。+゚ (2017年6月29日 23時) (レス) id: 59c661b99d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリス | 作者ホームページ:https://jp.pinterest.com/meru0626/  
作成日時:2017年6月29日 21時

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