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「そういえばチョーカー渡す時何考えてた？」
「え？」
ご主人様にプレゼントを貰ったことで忘れかけていたがとんでもない勘違いをしてたことを思い出し、私は頬を赤らめる。
「ふーん、俺に言えないこと考えてたんだ。…えっちだね」
「えっち…！？」
ばぁう様に奴_隷のくせにはしたない女だと思われ捨てられたら私は生きていけない。私は涙目になりながらばぁう様に視線を向ける。
「涙目になっちゃって…。可愛いね。ほら、慰めてあげる」
ばぁう様は大きく腕を広げ、私を抱きしめてくれた。ドクンドクン、ばぁう様の鼓動が心地よくて寝そうになってしまう。
「…本当はね、お前みたいな女好きだよ」
「ほんとう、ですか」
好きだよ、そうばぁう様に言われ、私は自然と笑みが零れる。自分でも思うがほんと私ってちょろい女だと思う。
「…俺の言葉に振り回されてるお前、ほんと可愛いな」
「………ばぁうさま、」
「…何？もう寝そうなの？顔がトロンってしてる」
私はばぁう様の胸の中が心地よくて寝てしまいそうになっていたが、最後の力を振り絞って言う。
「ばぁうさま、おやすみなさい…」
「うん、お休み」
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作者名：なゆた | 作成日時：2023年3月4日 21時
