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6話です。 ページ7

『A先輩、公式ウォームアップ、北川第一の番です。』

ん?

コーチと話していると、公式ウォームアップが始まると言ってくれる子が…。

もう、そんな時間か。

と思いながら後ろを振り返ってみると、

呼びに来てくれた後輩が。

この子は1年生のリベロ。小崎うみちゃん。

我が北川第一中の守り神です。

「うっ、うみちゃん…ええと、今から行くね。」

うみちゃんに返事をした。


『A先輩、何すれば良いですか?』

『サーブレシーブをやりたいです!』

北川第一中が集まっているところに行くと、いろいろと提案された。

北川第一がウォームアップを出来るのは、15分。

この時間で、どのくらい効率良く練習出来るかが、大切。

「ええと、最初の5分はサーブレシーブ。

 サーブレシーブを終えたらセッターとウィングスパイカーが合わせて、

 ミドルブロッカーが止める!!

 ラスト5分で調整と、1st、2ndの確認をすること!!

 1分も無駄にしないこと。じゃあ、コートに入って!」

ふう…。





15分後。

「では、健闘を祈る!!」

コーチからの声援。

「あ、ありがとうございましたー!!」

『ありがとうございましたー!!!!!!』

公式ウォームアップが終わって、これから決勝戦。

コーチとレギュラーメンバーの、最後のミーティングが終わった。

コートにはもう白鳥沢がスタンバイしている。

白鳥沢のスターティングメンバーの名前がコールされている。

対戦相手は、余裕に道溢れている目でこちらを見てきた。

「ふっ。やってやろーじゃん、A。」

柚ちゃんが不敵に笑う。

それを合図に、みんなもいい始めた。

「先輩、コテンパンにしてやりましょう。」

「こちらの本領発揮していきましょう!!!」

みんな、気合いが入っているな。

そんなみんなを集めて、円陣を組む。

掛け声を言うのは、私。

精一杯の声を出して─────────────────────


「北川第一中!!!」

「「「「ファイトォォォォォォォォ!!!!」」」」



さあ、『勝ち』と『全国大会』を掴むために────────────────!!!!!!


「お願いしまぁぁぁぁす!!!」

「「「「お願いします!!!!!!!」」」」

7話です。→←5話です。



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志夜(プロフ) - トワイライトさん» ありがとうございます!恐らくスガさんオチです。更新頑張ります(^o^)/ (2016年4月16日 17時) (レス) id: 2d244dd09c (このIDを非表示/違反報告)
トワイライト - 菅さんオチはサイコー(人´∀`)♪これからも、更新がんば(*ゝω・*) (2016年4月15日 23時) (レス) id: 615f2327e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:志夜@ci-el x他1人 | 作成日時:2016年2月3日 4時

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