〜第二十九話 狩屋side〜 ページ38
狩屋「先輩。早くしてくださいよ。」
霧野「う〜ん…わかってるけど…。」
狩屋「もう、俺、待てませんよ。」
霧野「うん…ごめん。
でもどっちも捨てがたくて…。」
先輩は、かれこれ5分程 自動販売機の前にいる。
俺との約束であるいちご牛乳を買うべくしてやって来たが、結局、先輩のために俺が待つはめになった。
霧野「ここはやっぱり、コーヒー牛乳…
ああ でも、フルーツミックス牛乳もっ…。」
試合では、冷静かつ正確に指示を出すくせに、こういうところでは決められないんだよな。この人。
多分、俺との関係も迷ってるんだろうなぁ…。
まぁ、俺もハッキリしないから悪いけど。
2人とも素直になっちゃえば楽なんだろうけど、それが出来ないからなぁ…。
霧野「なぁ、狩屋!!」
狩屋「はい？」
霧野「狩屋はどっちがいい??」
狩屋「…」
ピッ ガコッ(自動販売機の音)
狩屋「どーぞ。」
俺は、先輩に
『苦味とコクのオンパレード☆しぶ〜いお茶』
を渡した。
霧野「おいっ!?俺は、コーヒー牛乳かフルーツミックスを「うるさいです」」
狩屋「待たせるのが悪いんですよ。」
霧野「うっ…(´・ω・｀))」
ゴクッ
狩屋「あ〜やっぱりいちご牛乳は美味しいなぁ〜。」
俺は喉をワザと鳴らして、いちご牛乳を飲んだ。
先輩はまるで 餌を貰えない子犬のような目でこちらを見るが、無視した。
するといきなり、ジュースを取られた。
そして
ゴクッ
狩屋「あ〜っ!!」
霧野「やっぱ、うまいな!!」
先輩は一口飲むと、俺に返した。
狩屋「本当にやめてください。そういうの。」
霧野「いいじゃん、別に!!」
こういうのされると、本当に俺は困る。
だって
狩屋「飲めなくなるじゃないですか。」
霧野「なんで？」
狩屋「先輩と…」
霧野「…何??」
狩屋「…っ何でもないです!!
行きますよ!!」
霧野「お、おう。」
俺は先輩の手を無理矢理引いて、ズンズン歩き始めた。
だって、俺がコレ飲んだら。
先輩と間接キスすることになるじゃないか…///
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椿 美梨愛(プロフ) - うさぴょんぴょん♪さん» ありがとうございますm(_ _)m更新遅くてごめんなさい！頑張ります！ (2015年2月26日 21時) (
レス) id: 6b55214e24 (このIDを非表示/違反報告)
椿 美梨愛(プロフ) - ゆみかさん» ありがとうございますm(_ _)m また、まとめてこの作品中でお返事させていただきます^ ^ (2015年2月26日 21時) (レス) id: 6b55214e24 (このIDを非表示/違反報告)
椿 美梨愛(プロフ) - うさぴょん♪さん» 凄く遅くなりましたが応援ありがとうございますm(_ _)m (2015年2月26日 21時) (レス) id: 6b55214e24 (このIDを非表示/違反報告)
みりあ - PS ２日目からは他校や無印、イナギャラキャラを出したいなと思っています。リクエストしてくださると嬉しいです^^ (2014年9月7日 22時) (レス) id: 7a2b45f1e7 (このIDを非表示/違反報告)
みりあ - 読者の皆様へ 更新が亀さんで申し訳ございません。それでも、チェックしている方やお気に入りに登録してくださっている方々、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも凛と２人で頑張っていきたいと思います。応援宜しく御願いします。 (2014年9月7日 22時) (レス) id: 7a2b45f1e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美梨愛(更新:風丸☆凛) | 作成日時：2013年9月6日 19時
