タイトル52 ページ6
ーーーーーーーーー
バンッ!
「『ナイッサー!!!!』」
今のところ、白鳥沢が優勢
「ッ!」
レシーブしたボールは勢いを殺し、白布さんの元へ飛んでいく
ドンッ!!!!
五「オッシャーッ!」
白布さんがセットアップしたトスは、工のスパイクで強烈な音を立て相手のコートへ叩きつけられる
新体制といえど、元々スタメンのメンバーは流石といった動きだ
五「A!見たか、俺の華麗なるスパイクを!」
郡「うん、すごいすごい。だから試合に集中しろー」
キメキメで俺にアピールしてくる工。あまり褒めると調子に乗るから軽くあしらう。
スコアを記入してから、コートに目線を戻す
…気にしたくないのに、どうしても白布さんを目で追ってしまう
やっぱりよく周り見てるな、とか
あ、今のトス少し低かったの気にしてるな…とか
コート全体を見なきゃいけないのに情けないな、と思わずため息が溢れる
1セット目が終わり、選手たちがベンチに戻ってくる
俺は選手にタオルやスポドリを配りながらアドバイスが必要そうな選手に声かけを行う
何やら後ろから視線を感じるが、気づかないふりをする。
そのまま試合は続いていった
ーーーーーーーー
試合は白鳥沢のストレート勝ち
部活も終わり、選手たちが帰りの身支度をしている間に、俺は使ったボールの片付けをする
するとまた他校のマネージャーがやってきた
近い距離で先程の試合の話をしてくる。せめて喋るんなら手を動かしてくれないかな、と思わず口走ってしまいそうだ。
あと数十分後には解放される…と希望を持って接していると
「連絡先交換しようよっ」と強引に言われる
俺がどうしよう…と断り切れず困っていると
白「うちの大事な部員困らさないでくれる?」
急に白布さんが現れて俺の前にずいっと出て、俺をさりげなく後ろに隠した
白布さんはどうやら少し怒っているようでそのまま捲し立てる
白「というか、本当にマネージャー?仕事もしないくせにマネージャーしない方がいいよ。選手の迷惑だから」
ここまで怒ってる白布さんは初めて見た、、と俺は呆気に取られた
すると今度は、俺の手を引いて体育館を後にする
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ゆきと - 山形さんは3年生ですよ。 (2022年4月5日 16時) (レス) @page6 id: fa3fd2ad4b (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 待ってました!!ありがとうございます! (2022年1月11日 17時) (レス) id: 01548bf821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつめ | 作成日時:2020年3月17日 20時