タイトル35 ページ34
朝起きて、顔を洗おうとベットから出ると
五『A！いつ帰ってきたんだよ！
体調不良って聞いて
急いで戻ってきたらいねーし……』
既に起きていたらしい工が
早朝にも関わらず、声を張り上げで俺を叱った
郡『ごめん。病院行ってたもう大丈夫』
少し遠くて…と言うと
五『連絡１つくらい寄こせただろ』
少し怒っていたが、許してもらえたらしく
五『…朝練行くぞ』
郡『うん！』
「部員」である限り、どんな状況であっても部活をサボるわけにはいかない。推薦でこの学校に来てるわけだし。
スタメン外されても、実力付けて取り返す。
一晩寝て、冴えた頭で考えた答えだ。
そんな事を考えながら
いつも通り2人で学校へ向かった
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体育館に着くと
まだ40分も朝練が始まる前だというのに
既に斉藤コーチがいた
工が珍しいなー、なんて言ってると
コ『郡！話があるから来い！』
……まじか
ーーーーーーーーーーー
コ『なんの話だと思う？』
郡『…スタメン外されるって話だと思います』
コ『はあー。そんな事だと思ったよ』
……ん？
コ『実はな……』
強化合宿中ーーー
鷲『…Aは誰が見ても文句なしの選手だ』
が
鷲『だが、今のままではアイツは伸びない』
コ『…より、厳しい内容の練習をさせるという事ですか?』
鷲『ああ。だが、高校生がやるレベルではない。"世界相手に通用する"ものだ』
コ『郡ならきっとこなせますよ』
鷲『そうだな』
ーーーーーーーーーーーー
コ『っていう鷲匠監督から指示された練習を、最近はこなしてもらってた訳だ』
郡『…そうだったんですね』
泣き出してしまいそうなくらいホッとした
コ『言わなかったのは申し訳ないが、まさかあんなに精神的に追い詰められるとは思わなくてな』
申し訳なさそう笑ってコーチ話している
郡『でも、コーチと監督に期待してもらえてるって分かったので、俺はもう大丈夫です。
これからも厳しく練習して下さい』
コ『！……ああ、頑張れよ』
俺は体育館へ戻った
郡『ごめん！お待たせ！』
五『ああ。……Aなんかあった？』
郡『なんもないけど、どした？』
五『なんか雰囲気が軽いというか…』
語彙力ーーー！と工が叫んでいると
『集合！』と声が掛かり、朝練が始まった
レベルの高い練習を強いられるが
それは全部
春高のためだからーーーーーーーーーー
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すみぃ(プロフ) - 連載楽しみにしておりました！また最初から楽しませていただきます！！ (2022年1月11日 14時) (
レス) @page1 id: f77c46eafb (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - コクマ様、遅くなり申し訳ございません。〈こおり〉と読みます。 (2021年6月12日 9時) (レス) id: a2d198dce3 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - 主人公の 郡ってなんで読むんですか？ (2020年4月17日 23時) (レス) id: 08ac2e6bf8 (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - roia様、ご指摘ありがとうございます！他にも多方面から修正依頼が来ているので、できるだけ早く対処したいと思います。申し訳ございません。これからもご愛読頂ければ幸いです。 (2020年4月6日 19時) (レス) id: 555e6baa9c (このIDを非表示/違反報告)
roia(プロフ) - バレーボールを床につく動作なのであれば「バウンドさせる」などの方が良いかと思われます。長文すみません… (2020年4月6日 15時) (レス) id: 45f2a26062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ | 作成日時：2018年8月17日 18時
