タイトル33 ページ32
俺たちバレー部はいつも通り体育館で練習している
今日のメニューは
1日中メンバーを入れ替えながらチーム戦をするらしい
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天『ワンタッチィ！』
郡『っ！、カバーお願いします！』
白『…大平さん！』
大『あいよ！』
『「ナイスキー！」』
鷲『A！もっと早く動けただろーが！』
郡『……はい！』
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川『ッワンチ！』
郡『、、、！っすいません短い！』
瀬『五色！』
ドンッ
五『あーーー！すいません！』
工の打ったボールはブロックアウトになってしまった
郡『すいませ…』
鷲『A！！足に重りでもついとんのか！！』
郡『はい…』
俺がそう言おうとすると、遮るような監督の
叱責によって俺の声はかき消された
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(瀬見さんのサーブ)
郡『…っ俺だ！』
五『ナイスレシーブ』
白『牛島さん！』
『「ナイスキーー！」』
鷲『そんな球もAパスに出来んのか！クソが！』
郡『……っ』
ーーーーーーーーーーー
白『…A。大丈夫か』
郡『…はい』
休憩になると、白布さんが声を掛けてきた
白『全然大丈夫じゃねーだろ』
俺は俯いて涙が出るのを堪えた
俺は今まで通りのプレーをしているつもりなのに
何が違っているんだ
ここ最近、俺はいつもこの調子で
1プレーするたびに指示が出る
…その大多数が叱責なのだが
"もしかしたら、スタメン外される"
そんな事を試合中に考えてしまって
集中も切れてしまい、余計なミスが増えた
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休憩が終わり、練習が再開すると
俺は初めてメンバーから外された
頭の中が真っ白になった
俺の代わりには１つ上の先輩が代わりに出ていた
郡『…………ックソ』
試合に出ていない選手たちは「自主練」のため
俺が体育館から出て行くのには誰も気づいていなかった
……コーチと監督を除いて
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俺は体育館から少し離れた場所で蛇口をかなり捻って頭から水を被っていた
「俺はもう白鳥沢には要らない存在なのか」
そんな事を考えて涙を流した
俺は副主将の3年生に『体調が悪いから帰ります』
と、それだけ言って逃げるように体育館を後にした
作者よりーーーーーーー
ふっつうに寮2人部屋設定忘れてました…
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すみぃ(プロフ) - 連載楽しみにしておりました！また最初から楽しませていただきます！！ (2022年1月11日 14時) (
レス) @page1 id: f77c46eafb (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - コクマ様、遅くなり申し訳ございません。〈こおり〉と読みます。 (2021年6月12日 9時) (レス) id: a2d198dce3 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - 主人公の 郡ってなんで読むんですか？ (2020年4月17日 23時) (レス) id: 08ac2e6bf8 (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - roia様、ご指摘ありがとうございます！他にも多方面から修正依頼が来ているので、できるだけ早く対処したいと思います。申し訳ございません。これからもご愛読頂ければ幸いです。 (2020年4月6日 19時) (レス) id: 555e6baa9c (このIDを非表示/違反報告)
roia(プロフ) - バレーボールを床につく動作なのであれば「バウンドさせる」などの方が良いかと思われます。長文すみません… (2020年4月6日 15時) (レス) id: 45f2a26062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ | 作成日時：2018年8月17日 18時
