【連載再開！】白布が溺愛する後輩クン 【男主】

タイトル32 ページ31

夏休みが明け、

学業再開される共に、練習も前にも増して

熱が入っている。


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キーンコーンカーンコーン…


AM12:10

郡『工！食堂いこーよ』

俺が後ろを向いて言うと

五『ちょ、ちょっと待って！』

…多分、途中寝ていて慌てて板書している


急いで書いたため、すっごく歪な字になっている

そんなに急がなくていいのに

五『ごめん待たせた！』

2人で食堂へ向かう



少し遅れて向かったため、なかなか空いてる席を

見つけられずに彷徨っていると


天『あっれー？2人共どうしたのー？』

郡『お疲れです。少し遅れて来たら席空いてなくて…』

瀬『ちょうど2席空いてるんだから座れよ』


……実は1番先輩気質な瀬見さん

俺と工はあざっす！と言って空いてる席に座り、食事を取り始めた


3年と1年

側から見れば？となるが

俺たちは気まずくなったりはせず、普通に会話

していた。




なぜか話はどんどん暴露大会になり、


牛島さんが寝言で『斎藤コーチは渡さない』と誰かと奪い合っていた

瀬見さんが女子にキャーキャー言われて調子乗って階段踏み外して下まで転げ落ちた

大平さんが仙台駅前で答えたインタビュー内容が『我が子に贈りたい1番のプレゼントは？』だった

川西が今度は音駒の裏庭で大熱唱してた




俺と工は笑うのを必死にこらえた

その場に当事者が数名いるからだ


五『お、お先に失礼します』

俺たちはこの場を急いで離れた






部活前に、『誰にも言うな』と山形さんに言われ、

この話は墓場まで持って行く事となった




(因み暴露したのはほぼ天童さんでした)

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