【連載再開！】白布が溺愛する後輩クン 【男主】

タイトル21 ページ20

今、流れで5人で夕飯を食べている。

3本の指に入る2年生スパイカー『佐久早』

全国に名を轟かす絶対的エース『牛島』

高校No.1リベロ 『古森』

スパイカーを操る 高校No.1セッター『宮』

次期 高校No.1 リベロ 『郡』


……このメンバー異色すぎん？


古『この魚美味いなっ！』

聖『(……骨)』

郡『俺はこっちの小松菜の方が好きです』

牛『俺もだ』

宮『魚は焼いたらアカン』

まさに十人十色…10人いないけど

何故だか会話は成立していて、少しホッとした


古『今日俺とAはプールトレーニングしたんだけど、みんなどーだったっ？』

その後レシーブ練もしたけどねーっと元也くんが言う

牛『俺たちは主にクロスとバックアタックを練習していた』

"俺たち"って言うのは聖臣くんを指してるらしい

聖『若利くんは相変わらず流石って感じだったね』

そう言っていると

宮『Sはクイックトスばっかやったで。あとツーアタック』

流石に疲れたわぁ、と侑さんはげっそりした顔で言う

ーーーーーーーー

俺はいきなりだけど、こう言った

郡『あの、このメンバーでLINEのグループ作りませんか？』

そう言うと侑さんと元也くんは『ええなあ！』『いーじゃん！』と乗り気だった

後の2人の様子を伺うと

俺が作りたいならって賛同してくれた


そして作ったグループ名は

『俺たち全国5強』

という、なんとも自信に満ち溢れた名前になった

俺が『えぇぇぇ』と言うと




古『実際そーだからいいじゃん！』







その言葉を聞くと、誰一人非難の声を上げるものはいなかった



その後もーーーー

牛『明日はチーム戦らしい』

という牛島さんの言葉を皮切りに

『このメンバー1人くらい被るやろ』

『でも、俺と元也さんは無理ですね』

『明日も負けねーぞ！』

『明日は負けません』

『全国3本の指にトスあげてみたいわあ』

『俺は高いトスさえあればいい』


他愛もない話で盛り上がって、

食堂に俺たちしかいないことに気づいてから

『おやすみなさい』と言って別れた

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