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#2 ページ4

あの後家に帰り、風呂に入り、家族には早めに寝るとだけ伝えて、自分の部屋に入った。


…普段通りに、できていただろうか。




一応シルクには、『電話できるよ』とだけ、送っておいた。


自分から電話したいと言ったはずなのに、妙に緊張してしまう。




何から話そうか?

いつも通りに話せるだろうか?

いや、そもそもいつも通りってどんなだっけ?




またしても、1人、頭の中でぐるぐる考えてしまう。


これは、私の悪い癖かもしれないな…




prr… prr…



スマホのディスプレイには、『シルクロード』の文字。



意外とはやかったな、なんて考えながら、通話ボタンを押す。




シ「今日はどうした?」


「アンタと電話するのに理由いるの?」



シ「ハハッ、そうだな。
  理由ないから俺に電話してんだよな、いつものことすぎる(笑)」




いつも通りのシルクの声に、さっきまでの妙な緊張は消えた。



同時に、いつも通りすぎて、本題になかなか入ることができずにいた。





シ「でさ、マサイがさ〜…」





どうしよう、どうしよう。

もう、シルクに言うの、やめちゃおうかな。



いつもみたいに電話終わった方が、自然かも。





シ「おい、三島!聞いてんのか?」



「あ、ごめん!全然聞いてなかった…」




まただ、考えすぎてた。





シ「で?今日どうだった?先輩と。」





「…え?」


そういえばシルクにも、昨日言ったな。

聞き流してる感じだったから、覚えてないと思ってた。



でも、なんで聞くの、そんなピンポイントに。





シ「なんかあったんだろ、先輩と。」





…どうして、こいつ。




「なんでわかるの」




シ「先輩以上にいつもお前と電話してんの俺だろ(笑)

  なんかあったんだろ?話くらい聞いてやるよ。」





…なんだよ。



いつも、冷たいのに。

私の話なんか聞いてないと思ってたのに。




また、いつもみたいな強がりが出そうになってしまったけど、




珍しく優しいシルクに、今日だけは甘えたい気分になった。






「実はね…」




ありがとう、なんて、まだ言ってやんないんだからね。




〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

なかなかシルクとか出せなくてすみません…

書いてなかったんですけど、高3設定です!



え?シルク達、高校みんな一緒じゃないぞ?

っていう疑問は、一旦置いといて、暖かい目で見ていただきたいです。

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設定タグ:Fischer's , YouTuber , 海潤   
作品ジャンル:恋愛
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海潤(プロフ) - 、さん» 忘れていました、丁寧に指示してくださりありがとうございます。 (2018年3月12日 11時) (レス) id: 79211b24ba (このIDを非表示/違反報告)
- 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月12日 6時) (レス) id: f516500983 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海潤 | 作成日時:2018年3月11日 23時

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