プロローグ ページ1
「別れてほしい。」
あの日。
そう、確か、私と先輩の一年記念日の前日。
遠距離で、3ヶ月ぶりくらいに会えた先輩に、突然。
別れを告げられた。
先輩のことが、本当に大好きだった。
から、どうすればいいのか分からなくて。
純粋で、嘘をつけない性格の先輩。
泣きそうな顔してたから、私も自分の性格が出てしまって。
「先輩、そろそろそういうと思ってた。
だから、別れよう。」
つい、強がってしまった。
そしたら先輩が、心底安心したような気がして。
「よかった。」
って。ニッコリ笑って。
あ、やばい、泣きそう。
ってなった時には、先輩が私に向かって手を振って、行ってしまっていた。
なんだ、そんな簡単に、終わっちゃうのか。
あっけにとられて、興ざめしてしまって。
出かけた涙も、引っ込んでしまった。
あーあ、どうしよう。
お母さんに、今日晩ご飯いらないって言っちゃったのに。
友達にも、「久しぶりに先輩と会えるんだよ！」って、自慢してきたのに。
もう、どうして強がったんだよ、自分。
まだ別れたくなかったくせに。自分のプライドだけ守ろうとしてさ。
この人生で最も無駄であろう今の時間を、どう持て余そうか。
自分のことを可哀想だと思ってる私は、きっと、誰よりも滑稽。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
久しぶりに書きましたね、元からない文才がもっとなくなってる...(笑)
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海潤(プロフ) - 、さん» 忘れていました、丁寧に指示してくださりありがとうございます。 (2018年3月12日 11時) (
レス) id: 79211b24ba (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月12日 6時) (レス) id: f516500983 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海潤 | 作成日時：2018年3月11日 23時
