親子揃って降谷零を好きな件について。《 third 》

Episode 107 ページ8

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『えっと、まず零くんに電話した時…蘭ちゃんの家からの帰り道で……家の前の駐車場付近に着いたらまさかのジンのポルシェが家の前に停まっていてね……「家の場所がバレているのか!?」あ……う……ｯで!でも私教えてないよ!!何でかわからないけどバレちゃってたの!!そ、それで私、びっくりして焦っちゃって……ｯ思わず零くんに電話したんだけど、ジンにバレちゃって…零くんとの電話で聞こえたジンの声はその時だと思う。

それで、車に乗せられたかと思ったらそのまま多分……組織かな…あそこ……「はぁ!!??」うぅ……ｯ怒らないでｯ!!

だって、蓮は蓮でなぜかジンに懐いちゃって、行きの車の中でジンに抱っこ抱っこって騒いで私も死にそうなぐらいだったんだから〜ｯ』

零くんの圧と勢いでﾋﾝﾋﾝｯ言っている私
ほぼ半泣きである

そんな私の様子を見て「ぐっ//」と言葉を詰まらせる
額を指で押さえながら大きなため息をつき「続けろ。」との一言

『そｯ…それでね。
そう!!それでね!!組織に連れて行かれたんだけどもしかしたらジンのセーフティーハウスだったかもしれないんだけど、そこにベルモットとキャンティ、コルンがいてNOCの話ししてた!!
零くん!!NOCに疑われてるよ!!ジンがNOCかもしれないって疑ってる人たちの名前出しててその中に変わるとバーボンの名前もあったもの!!』

「な!NOCだと……ｯくっそ!!キュラソーか!!
まずいことになったな……………………。



もしかして、この一件の事も先のことがわかるのか?」

『……………ｯ
ごめんなさい……零くん
私、前半の方しか見てないからこの件のことは知らなくて初めてなの。

だから……(ごめんね、零くんほんとは知ってるけど…原作が変わったりしたら怖いし。)』

「そうか…すまない。変なことをきいてしまった……」
『ううん、大丈夫。あ、そう….それで、そのNOCの話をしていてジンが蓮のプレゼントがあるからって別室に案内されて蓮はプレゼントをもらって寝ちゃって、そのあとえっと………』

思わず、モゴモゴと口籠る私に零くんは、？と首を傾げる
「なんだ…まさか、何か言われてその上されたんじゃないだろうな??」

そんなことを言われ当てられ、ｷﾞｸｩｯ!!!と肩が揺れ動いた

「ほぉ……何かされたんだな……
言ってみろ……怒らないから……」

『もう怒ってるぅ〜〜ｯｯｯ!!!!!
浮気じゃないの!!勝手に向こうからされて、私は蓮を抱っこしてたし!!!手が離せなくてｯ!!」


　

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