Episode 73 ページ24
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(前はテレビ越しから眺めているのが幸せだったし、普通に零くん好きだったけど、今の私の気持ちは?
これは、キャラとしてじゃなくて?本当に好きなの?)
「でもそもそもよく考えたら、あんなに顔が良くて高スペックで、紳士な零くんが私なんかを好きになるはずないよね。
女の人選び放題なのに、わざわざ、雑草に手を出す?ないない〜!
考えすぎだよね!
ちょっと、自分で言ってて悲しくなってきたなぁ…。」
蓮との2人分の朝食をフルスピードで作り上げ、コポコポと音を経てて水をコップの中に注いだ
『蓮〜!ご飯だよ〜!』
『はーい!!』なんて元気に返事をしながら出したおもちゃをしっかりと片付けてからこちらに走ってきた
(なんて、よく出来た息子に育ってくれのかしら…ッ(泣))
『『いただきます!』』
浸るで手を合わせて、私たちはまだ、温かい卵に手を伸ばした
『ねーねー、ママ。』
『なぁに?』
『パパ、あいたい。』 ギクッ
『パパね、もしかしたら忙しいかも…。』
『パパがいい………ッ!』
あまり、わがままを言わない息子が唯一言う我儘はやっぱり零くん関連しかなかった
(蓮にとっては、本当にパパだと思ってるんだもんね。)
『じゃぁ、ポアロに行ってみる?ついでにコナンお兄ちゃんと小五郎さんと蘭ちゃんにも会いに行ってみようか?お礼も兼ねてね』
『やった〜!!』
そんな嬉しそうな息子を横目に私は携帯と向き合い、溜まりに溜まった零くんのメッセージに《連絡を全然できずにすみませんでした。今日はお休みなので後ほどポアロに顔を出そうと思います。》と1通送っておいた
やはり忙しいためか、すぐには帰ってこなかったので、私は携帯の画面をシャットアウトした
朝ごはんを食べ、初めてポアロに行った時のようにお昼頃前ぐらいにポアロに着くように着々と準備をはじる
やはり、ポアロに行くのであれば、お昼ご飯はポアロで食べようと言うことになったのだった
『パパに会える〜!』と1週間ぶりの零くんと会うのをそわそわしている息子
の横で私もそわそわしていた
冗談だとしても、先週あんなことを言われてしまったからなのか、少し小っ恥ずかしい
蓮には、ジーンズのレギンスと、ベージュのシャツを着せる
私はyellowish greenのパンツ上にストライプの白のオーバーロングシャッツを着て、髪の毛を一本の緩い三つ編みにし、シルバーのリングピアスをつけた
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時