Episode 90 ページ41
no side
『あ、あの…零くッ………//
お願い………ッ……待って……ッ!』
俺は、彼女の腕をグイッ!と引っ張り自分の腕の中へと閉じ込めた
力強くギュウッと抱き締める
零「………………好きだ……………。」
『……………え………………?』
(私の聞き間違い………?
でも………いや………まさか…………ね。)
『れ………ッ……零……さん?』
零「お前のことが好きなんだ………ッ
俺のこの立場では、お前を危険にしてしまうかもしれない……ッ
今回、Aがジンと接触したとベルモットに聞いた時、正直……冗談かと思っていた……いや、冗談だと思いたかったのかもしれない…
以前、ジンにも会ってみたいと言っていた時から、俺はお前とジンを引き合わせるのが怖かったのかもしれない…
死という恐怖もあったが、お前がジンの物になるんじゃないのかってそういう恐怖もあった………ッ
俺は、お前を……お前達を誰にも渡したくない……ッ
公安のゼロという隠し通していかなければいけない存在だとしても、組織という危険な場所に潜入していてもお前達は、俺が命に変えても守ってみせる……
愛してるッ!
好きなんだッ!A………ッ」
零くんは先ほどよりも強く、優しく、隙間をもなくすように抱きしめてきた
(私、怒られると思ってジンと会ったこと言わなかったけど…こんなに心配してくれたんだ…)
先ほど、告白してくれた時の表情といい、抱きしめてくれてる手も微かに震えてる
零「こんな…縋るような告白で申し訳ないって思ってる…
ハッ…ガキみたいだよな…
不安だからってAに甘えて…縋って…『ううん。零くん…私すごく嬉しい!
だって、大好きな零くんが私のこと好きって言ってくれたんだよ?
私…もう死んでもいいぐらいッ!』
改めて好きと言われた言葉が嬉しくて、じわりと涙が目に浮かんでくる
私を足の上に乗せたまま向かい合うようにお互い顔を見つめ合う
こんなことを言った私を零くんは目をまん丸くして見てくる
零「…ハ…ッ
死なれたら困る…俺が守ってやるっているのに…」
『私のセリフよ、死ぬ気で守っちゃいけませんッ
私だって、零くんの事が…好きッ
正直言うと、ずっと物語の中の人物として好きなのか、一人として好きなのか分からなかったの
だけど、こうやって、零くんと蓮と過ごしてきて、すごく幸せだった…
私は、テレビの中でしか会えなかった零くんと出会って、あなたが好きって気づいた」
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時