Episode 65 ページ16
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(あーーー!!///名前呼ばれた〜ッ!!!///
って!!!今はそんなこと考えてる場合じゃない!!!
何か!何か言い訳を!!!!
はッ!たまたま会っただけなんだし、本当のことを言えば!!)
『たまッ! 安「たまたま会ったなんて言い訳は許しませんからね?」
すみません…。』
私の言い訳は1秒で安室さんの言葉で消し炭になって消えていった
しゅんとし頭を下げ謝る私
私の頭上で般若な顔をしている安室さん
地獄絵図だ………。
安「はぁ、すみません。沖矢さんでしたっけ?
少し失礼いたします。」
沖「かまいませんよ。」
にっこりと微笑む沖矢昴を横目に安室さんは私の腕を掴んだ立たせる
そのまま店外の入り口へ連れて行かれる
安「まったく!なにやってるんですか!?こんなところで!」
『すみませんッ〜!違うんですよ〜!
ほんとに!たまたまなんです!!
実は仕事が決まって蓮も保育園が決まったんです!
それで保育園の必要な物とか私の仕事着とかを買いに着たんです〜!
そ!そしたらデパートの入り口のジンと目があっちゃって…それで「ジンと目があっただと!?」
ガシッ!と肩を掴まれる
すごい気迫でこちらを見てくるので、私も『はっ…はい。』と間抜けな声が出た
安「なぜ、知らないふりをしなかった!?
君ならジンの車だとすぐにわかったはずだ!」
『私も思いました!
でも、私の知っている内容では今この時期にジンの車はこんなところにあるはずないんです。
だけど、ジンの車っぽいものが止まっていたからまさかと思って横まで見たら中にいるジンと目が…
それで急いで目を逸らして、デパートの中に入ったら間違えて紳士服売り場に降りちゃって、戻ろうとしたら沖矢さんとぶつかって…』
安「はぁ…なるほどな。
だとしたら、確実に目をつけられたはずだ…。
まいったな…。」
そう、小さく呟きながら俯く安室さん、ううん、降谷さんだ
蓮をギュッと抱きしめる
無意識か、私の気のせいか手が震えている気がする
(この人にとって、あの4人を失った悲しみは消えることのない恐怖になってる、そんなに心配してくれてるんだ。)
『パパー?』と抱き締められている蓮は降谷さんの頭を撫でてあげている
私は降谷さんの震える手をギュッと握った
すると、俯いていた降谷さんの顔が少しずつ見えてきた
『零くん、私はここにいます。
私、零くんのこと大好き、あなたが嫌だって言ってもずっとくっついてやるんだから」
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時