Episode 61 ページ12
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『…………え………』
ポルシェの車が目に入った瞬間、車の中にいる人物とばっちり目があってしまった
(やっば!!!!)
私は瞬時に目を逸らし、蓮の手を引き急いでデパートの中へ入る
(ジンはかっこいいけど命には変えられない〜!(泣))
ひぇ〜!と思いながら私はデパートのエレベーターの中へと体を押し込んだ
『はぁはぁはぁッ』
『はぁはぁッママ、どーしたの?はぁはぁッ』
『あ、あぁ〜ッ!ごめん!蓮!
疲れたでしょ!?腕引っ張っちゃってごめんね〜!』
蓮は『だいじょーぶだよ!』と笑顔で返してくれる
うん、あとでジュースやらお菓子やら買ってあげるね。
適当にボタンを押したので、何階かと見てみると、ボタンは6階が光っていた
《 チーン 》という音と共にドアが開いたので降り、案内板を確認すると、紳士服売り場だった
『ありゃ、男の人のお洋服売り場だ
蓮の物は7階だって、またエレベーター乗ろっか』
そう呟くと、『パパにおようふくはかわないの?』との事
『パパは、どんなもの着てるかわからないの〜
今度聞いてみて何かプレゼントしてあげようか?』
『プレゼントする!』
ぎゅー!っと私に抱きついてくる蓮
(あー、可愛いよ〜(泣))
蓮の頭を撫で、手を繋ぎ直してエレベーターに向かおうと体をクルリと後ろに向け前に一本踏み出すとドンッ!と誰かとぶつかってしまった
『すっ!すみません!!
前を見ていなくて、お怪我ないです…か…。』
「おや?あなたは確か…」
デジャヴ…
(おっ!!!沖矢昴ぅうううぅうぅうううッッ!!!!!!!!)
『あーーー!しゅーにー!!!』
沖「…………………。」
(息子よおぉぉおぉぉおおぉぉおおおおぉおぉぉおおッッッッッ!!!!!!!!!)
『あぁ!あそこにある"ぎゅーにく"ね!美味しそうだね〜ッ!!
それじゃあ、行こうか〜!!』
私は何食わぬ顔をし沖矢昴の横を通り過ぎようとする
しかし…
ガシッ‼︎
沖「まぁまぁ、ここであったのも何かの縁です。
よろしければお茶でもいかがですか?
"しゅーにー"の僕が奢って差し上げますよ。」
『あ、あはは…嬉しい〜。』
私、沖矢さんには弱いんです!!
そんな目の前で開眼しないでください!!
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RINA(プロフ) - 玲さん» 告白!!お待ちどう様でしたッ!!日課にしてくれているなんて( ; ; )ありがとうございます!まだ続きます!お楽しみにしててください!! (2021年11月2日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - ようやく告白!!!更新されて仕事終わり色々片付けて寝る前に読むのが日課になるほど続きを楽しみにしてます! (2021年11月2日 6時) (レス) id: bb3e3e235e (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 音猫さん» 3回も見てくださるなんて!!すっごく嬉しいです(泣)!!少しずつ安室さんとの距離も近づきつつ、ジンとも接触!まだまだ面白く書いていきます!頑張ります! (2021年10月26日 23時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
音猫(プロフ) - こんなに尊くてにやけが止まらない小説初めてです!めっちゃ面白いので投稿頑張ってください!ちなみに全話3回読ませていただきました! (2021年10月26日 22時) (レス) @page35 id: bc85421f32 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2021年10月25日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2021年6月21日 7時