Episode 49 ページ50
『…………ん……。』
瞼がゆっくり開く感覚がして、それに合わせるように脳も覚醒を始める
目を擦りながら寝ぼけてキョロキョロと周りを見渡すと真っ暗
そばにあった携帯の時刻を見てみると深夜0:45を記していた
『あたし、あの後どうしたんだっけ……？』
確か………
記憶を巡るように、思い出すと零くんの顔が浮かんだ
『そうだった〜ｯ////
あまりの零たんのかっこよさに私ぶっ倒れたんだった…まぁ、あれはしょうがないよね。
倒れるよ…うん。』
自分に言い聞かせるように、暗闇の中『うんうん』と頷く
(そういえば、蓮は！？)
私は急いでナースコールをﾋﾞｰｯと押すと看護師さんの声が聞こえてくる
《はい、どうされました？》
『あ、あの！今起きたんですが、私の息子知りませんか！？起きたらどこにもいないんですが！』
《あぁ！息子さんですね！ちょっと待ってください、今そちらに行きますね。》
そう言われ、私はそわそわしながらも『はい。』と返答しベット上の電気をパチッとつけベットに座り直す
するとカラカラと扉の開く音がし、看護師さんが顔を覗かせる
「Aさーん、おはようございます。
よく寝ていましたね、晩御飯の時も起きなかったのでお腹は空いてないですか？」
『あ、大丈夫です…それより！私の息子は！？』
「そのことなら心配しないで大丈夫ですよ。
Aさんが眠った後、息子さんを連れて旦那さんがナースステーションに来て、「僕が明日の朝まで見てるから心配しないでくださいと伝えてください。」と伝言を預かりました。なので、今はパパと一緒にいるんじゃないでしょうか？」
旦那さんと呼ばれた恥ずかしさと、零くんが蓮と一緒にいてくれているという言葉に一気に安心感が押し寄せてくる
『そ、そうですか…よかったぁ。』
「はい、だから安心してください。
お腹空いてるでしょうから、もしよろしければ下のコンビニなどにいって食事してきても大丈夫ですよ。」
そう言われたので私はお言葉に甘えて下のコンビニで食事を取り、お腹が満たされるとあんなに寝た後でも眠気が襲ってくる
シバシバと眠くなる眼に抗えず、自分の病室に戻りそのままベットに入りゆっくりと目を閉じた
「……持って…が……」
『こ……パ……』
聞き慣れた声が耳に入ってくる
うーん"まだ眠い！と思い寝返りをうつとｼｬｯ‼︎という音と共に陽射しが降り注ぐ
ゆっくりと目を開けるとそこには大好きな2人の笑顔
「『おはよう！！』」
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RINA(プロフ) - きつねさん» もちろん、定番の「君は工藤新一くん。トロピカルランドでジンに薬を飲まされて体が縮んでしまった。」と耳打ちで伝えてます!にっこり笑うところ主人公黒いですね(笑)ありがとうございます!Secondとthirdもあるのでよろしければ見てください!! (2022年5月13日 8時) (
レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
きつね - Episode42でコナンくんに何言ったか気になります！！とても面白くて楽しませて貰っています！頑張ってください！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page43 id: 6fe5e132fe (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 豆乳ココアさん» 失礼いたしました！編集していたので非公開にしたままになっていました！ご指摘ありがとうございます！ (2021年6月3日 16時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳ココア(プロフ) - ハツコメ失礼します！34話が抜けている様ですが…修正中とかてしょうか？ (2021年6月3日 12時) (レス) id: c610afbe78 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - さねみん推しさん！ご指摘ありがとうございます！確認して編集いたしますのでお待ちください！言われなかったら気づかずじまいでした笑笑ありがとうございます！ (2021年5月23日 14時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RINA | 作成日時：2021年5月3日 18時
