親子揃って降谷零を好きな件について。

Episode 22 ページ23

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「Aには申し訳ないが、2人のことはこちらで調べさせてもらう。」

『あ、前の世界では保育士をやっていたんですが、今は私は職についているんでしょうか？
そもそも、私の職場はあるんでしょうか？？』

「それについても調べてみる。
何かわかったらすぐに連絡する、電話に出られるようにしておいてくれ。」

『はいっ！』



「邪魔して悪かった。」そう言って玄関に向かっていく降谷さん

蓮ははーい！と手を上げ、玄関のドアを開け帰っていく降谷さんにばいばい！とお利口さんに手を振
『パパ！かえるの？？』

タタタッ！とこちらに小走りでかけやってくる蓮
駆け寄ってきた息子の頭をポンッと撫でる

「そろそろね、仕事に行かなくちゃいけないからね。
蓮くん、僕がお巡りさんってことは内緒にしてね？」

『なーしょ？』
『シーッ！ってこと
パパ、おまわりさんなのひみつなんだって！』



『なーしょ！わかった！』


ニコニコと笑顔を顔に浮かべながら『いってらーしゃい！』という息子に私は嬉しいような困ったような気持ちになった


本当の父親に合わせられなくてごめんね。


零くんと昔の話をして少しばから億劫になってしまったのかもしれない。


私は蓮と一緒に『いってらっしゃい、降谷さん』と笑顔を向けると少し気恥ずかしそうに「いってきます」と笑ってくれた


もう、私その笑顔だけでご飯1週間おかずに生きていけます。←最後で台無しシリアス






　

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