貳拾貳 . ページ23
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『れれれれ!!!煉獄さんに!!!??あれをするんですか!!!??////
無理!!無理です!!私、死んじゃいます!!!』
「何故だ!!!??そんなことでは死なん!!!
そもそも、A少女は俺がいる限り絶対に死なせん!!!
千寿郎にもやっていたではないか!!!
弟だけにするのは狡いぞ!!!」
未だに膝に抱えられたままの私
その上、先ほどのキスを杏寿郎さんにもしろと!?
え、私殺されるの?
顔の熱が全く引かず、引くどころかどんどん熱くなっていく
熱を持った頬を冷たくなった掌でじゅう…と冷やしながら杏寿郎さんの目を見れずキョロキョロしていると、頬を押さえている手を私の頬と一緒にガシリと掴まれぐいっ!と強制的に任され目が合う
「A少女……ダメなのか?
何故、俺にだけやってくれない。俺のことが嫌いなのか?」
悲しそうな子犬の瞳でこちらを見る彼の姿
『ん"…………ッ!!///
し…仕方ないですね……わかりました……ッ』
意を決して、頬に手を添える
「待ってくれ!!
どうせなら先ほどの千寿郎のように褒めてもらいたい!!!
俺は毎日、頑張って鬼を切っているぞ!!
すごいだろう!!!」
(あ、千寿郎くんみたいに褒めてもらってキスをしてほしいのね…///
わかりましたよぉ、もう……//)
『れ、練獄さんは毎日鬼を切っていてすごいです…ッ//
頑張っていて偉いですね//
さすが、私の師範です//ありがとうございますッ!//』
そう、感謝を言葉にし煉獄さんの頬を両掌で引き寄せ、頬にちゅとキスをした
自分でも心臓の音がすごいバクバクしてるのがわかる
まさか、日常にしていたことが自分の最押しにすることになろうとは……!!!
恥ずかしくて下を向いている為、杏寿郎さんの表情はわからない
あせあせと恥ずかしくて上を向けないでいると頭上から「よもや…」と声が聞こえた
すると、頭にポンッと大きな掌が乗り撫でられる
「ありがとう!!元気が出た!!
これから、任務から帰ってきた時、朝の挨拶、就寝する前などによろしく頼む!!!」
『そ、そんなにする必要は……「挨拶なんだよな!!!?」……は、はいっ…///』
それから、千寿郎くんが戻ってくるまで私はぬいぐるみのようにずっと杏寿郎さんの膝の上で抱き抱えられており、戻ってきた千寿郎により助けを求め救出されたのだった
心臓が抉られるかと思った
長時間走行で心肺停止になるわ
お茶菓子とお茶をもらい、赤い顔でふぅ…//と一息つく
『おいしい…』と漏らせばニコッと嬉しそうな顔をする千寿郎くん
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RINA(プロフ) - リアさん» ご指摘ありがとうございます!直しておきます! (2023年2月7日 8時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
リア - すいません。母親になってます。母上ですよ。 (2023年2月6日 17時) (レス) id: 0e093b1cf6 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 桜さん» 長い間、更新をせず本当に申し訳ありませんでした(泣)また少しずつ更新していこうと思います!読んでいただきありがとうございます! (2023年2月6日 17時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続き読みたいです。ずっと待ってました (2023年2月6日 12時) (レス) id: b03321ee13 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - リアさん» すいません!非公開にし忘れていました泣!!書き込んだ後また更新させていただきます! (2022年4月7日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2022年1月24日 8時