拾玖 . ページ20
.
「君には敵わんな…
ありがとう、そうだな!!!父上はとても立派な人だ!!!
俺はいつも誇りに思っている!!!」
『そうですね!!
私も煉獄家の皆さんが大好きです!!』
「そうか!!ありがとう!!!!」
2人の間にホワホワとした空気が漂っているのがわかった
まるで、もっとずっと前から共に過ごしてきたような空気
すると、影から除いていた千寿郎の姿
(兄上!!!
よかったですね!!!(泣)Aさんはとても良い人です!!
いろいろ、頑張ってください!!!)
グッ!と手に力を込めながら自分の兄を応援する弟
(ウグゥッ……///(泣)
可愛いヨォ、千寿郎くん。
陰ながら兄を見守っているの?そんな影から見てないで出ておいでよぉ。)
結界師として気配に人1番敏感なAには千寿郎の気配はバレバレだった
可愛らしい眉を下げながら、隠れてこっちを見ている可愛い子
(そろそろお名前出しちゃおう〜。)
可愛くて仕方がないので、少しからかっちゃう。
『それにしても、千寿郎くんはどこに行ってしまったんでしょう?』
そんなことを口走ると、気配がある柱の影でビクッーー!!と肩を揺らす千寿郎
その途端、ピュッ!と脱走
おそらく台所にある茶菓子等でも用意してたけど煉獄さんの様子を見にきていた、なんて所だろう
予想していた反応に可愛くて肩を揺らしてしまう
そんな私の姿を見て、頭にはてなマークを浮かべる煉獄さん
「どうかしたのか?」
『い……いえッ 千寿郎くんの可愛さはやはり世界一だなと思いまして』
「………ふむ。
なぁ、A少女よ。
千寿郎は可愛らしいな?」
『え? えッ…えぇ。そうですね?』
突然、回答を質問で再度返されちょっぴり戸惑ってしまう
首を傾げていると、ズイッと顔を近づかれ、思わずズザッ!!と後ずさってしまう
「俺はどうだ??」
『………???……??? ん???』
突拍子もないことを聞かれ、目を開き呆気にとられる
『あ、えと………可愛いか?ってことですか?
もちろん、煉獄さんもかわ……「可愛らしいという言葉は、A少女の方がピッタリなのではないか?」
『へ!!!??////』
「俺は、もう少し、別の言葉で褒めて欲しいものだな。」
ニコーーッと微笑む目の前のイケメン
イマナンテイッタ?
カワイイ?ワタシガ?
「それで?俺のことは、どう思うだろうか??」
『か……ッ/// カッコイイデス………ッ////』
「うむ!ありがとう!!
俺はそっちの方が嬉しく思うぞ!」
嬉しそうににこにこーと笑う煉獄さん
100人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RINA(プロフ) - リアさん» ご指摘ありがとうございます!直しておきます! (2023年2月7日 8時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
リア - すいません。母親になってます。母上ですよ。 (2023年2月6日 17時) (レス) id: 0e093b1cf6 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 桜さん» 長い間、更新をせず本当に申し訳ありませんでした(泣)また少しずつ更新していこうと思います!読んでいただきありがとうございます! (2023年2月6日 17時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続き読みたいです。ずっと待ってました (2023年2月6日 12時) (レス) id: b03321ee13 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - リアさん» すいません!非公開にし忘れていました泣!!書き込んだ後また更新させていただきます! (2022年4月7日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RINA | 作成日時:2022年1月24日 8時