私もあなたを守りたい！！《鬼滅の刃》

　拾貳　. ページ13

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頭の上には大きな手が乗った感覚

「おめー、ド派手にすげーじゃねーか。
御館様からの直々だぜ?関心関心!」

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝｯ!と頭を撫でている、この声はあのイケメン宇髄 天元様

「よもやよもや!!素晴らしい女子(おなご)が鬼殺隊に入るな!!」

聴き慣れた声が真後ろで聞こえる
思わずﾋﾞｸｯ!!とはねてしまった自分の肩

ちらりとゆっくり後ろを振り返ると目の前には宇髄と煉獄の姿

目がパチパチと瞬きが止まらない

(目の前に杏寿郎さんがいる…推しが………生きてる………ｯ
ダメダメ!!また泣いちゃいそう!!
生きているんだもの、嬉しいことなのよ!!)

ｷﾞｭｯ!と力を入れて思わず悲しい涙を我慢する

ｼﾞｯ…と煉獄を見ていると、彼は首を傾げ「俺の顔に何かついているだろうか??」と問いただされた

『あ…ｯごめんなさい!なんでもないんです!』

見すぎてしまった……なんて自己嫌悪に陥っていると、2人の後ろから女性陣が顔を出した

「はじめまして私、蟲柱の胡蝶 しのぶと申します。よろしくお願いいたします。」

「私は、甘露寺 蜜璃です〜、あなたす〜っごく可愛いわねぇ!
髪も肌も綺麗だわぁ〜!♡」

2人でにっこりと微笑み自己紹介をしてくれる

私はそんな2人にニコッと微笑み、『改めまして私はA Aと申します。よろしくお願いいたします。』と頭を下げる


胡「ご丁寧にどうも。
所で、鬼殺隊に入るというのは本当ですか?」

『いえ!私もその事を知ったのは、先程御館様が仰った時に知ったのでまだ、決めてはおりませんので……』

しゅんとすると「あら〜そうなんですか?」なんて困った顔で言われた

胡「せっかく、女友達が増えると楽しみにしていましたが……ねぇ、蜜璃さん？」
甘「えぇ、悲しいですねぇ。」

なんて女子2人が今度はしゅんとしている……

するとｼｭﾀ!と甘露寺さんの後ろに誰かが降りてきたと思うとそこには伊黒さんの姿が………

伊「甘露寺を泣かしたらお前を殺すからな…。」

すごい形相でそんな事を言われてしまった

「いいじゃねーか、入っても。あ、まだ名前言ってなかったな。
俺は宇髄 天元様だ!!」

「俺は、煉獄 杏寿郎だ!!!!」


すると、律儀に後ろにいる3人の名前も紹介してくれる宇髄さん
伊達に嫁3人もいないなぁ〜なんてニコニコして名前を聞いている

(まぁ、みんな知ってるんだけどね。)

悲鳴嶼 行冥
不死川 実弥
伊黒 小芭内
時透 無一郎

このメンバーはそれぞれの屋敷の方へと戻っていくようだ



　

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