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 拾壹 . ページ12

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思わず、目を瞑りフッと笑ってしまった
(やっぱりここには来ないで陰ながら、みんなを救っていた方が良かったかな。)

嫌な思いさせちゃった…なんて考えていると御館様が口を開いた

御「うん。よく話してくれたねA
安心おし、僕はお前のいうことを信じているよ。

それに、その結界術が何よりの証拠だ。
お生憎…この世でそのような術を使う人間は見たことがない。」

「いきなり知らない場所にきて怖かったね。」そんなことを綺麗に微笑まれて言われてしまった

御館様を一点に見つめ、そんなことを言われるとは思っていなかったので驚いてしまった

だけど、温かい言葉に私の表情には思わず笑みが溢れる

『はい、ありがとうございます。御館様』

にっこりと綺麗に微笑む
思わず笑ってしまった口元をハッ!とし両手で覆った

『も…ッ申し訳ありません。
失礼をいたしました。』

御「どうしてだい?何をそんなに謝る?」

『あ…いえ…向こうの世界で頭領という存在の方に" お前の笑顔は凶器になるから人前では笑うな、特に男の前では "と教えられてきたので……酷いものを晒してしまい誠に申し訳ありません…』

御「それは………フフッ……
その方もAの事を心から大切にしてきたんですね。」

『………?ありがとうございます。』


御館様が一瞬目の前の柱達の顔を見て、再度フフッと微笑んだ

何が何だかわからないAの頭はちんぷんかんぷん

御「では、この話はこれで終いです。A何かわからない事があったら私の子供たち(柱達)に相談するんだよ。
どうしてもわからないことがあったら私の元へ来るといい、わかったかい?」


『はい、承知いたしました。』

御「あぁ、大切な事を忘れていた。A、良ければだけど鬼殺隊にならないかい?返事は後日でもいいよ。」

『え……ッ!?
あ!御館様!!』


口を開く前に行ってしまった御館様
その後ろ姿を最後まで見送り、ギュッと手を握り締めた

(鬼殺隊って………ッ
あたしは他所から来た人間だし…ここの人たちは鬼に兄弟や親を殺されて必死にやってきた人たちばかり…

私なんかが生半可な気持ちで入っても……だめよ。)

そんなことを考えていると隣にいる炭治郎が肩をグイッ!と掴み炭治郎の方へ向かせられる

炭「すごいじゃないか!A!
御館様から直々に鬼殺隊に誘われるなんて!」

『あ……いや…私は、鬼殺隊には……』

そういい、口籠ると、後ろから頭をポンッと撫でられる



 

 拾貳 .→← 拾 .



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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RINA(プロフ) - リアさん» ご指摘ありがとうございます!直しておきます! (2023年2月7日 8時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
リア - すいません。母親になってます。母上ですよ。 (2023年2月6日 17時) (レス) id: 0e093b1cf6 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 桜さん» 長い間、更新をせず本当に申し訳ありませんでした(泣)また少しずつ更新していこうと思います!読んでいただきありがとうございます! (2023年2月6日 17時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
- 続き読みたいです。ずっと待ってました (2023年2月6日 12時) (レス) id: b03321ee13 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - リアさん» すいません!非公開にし忘れていました泣!!書き込んだ後また更新させていただきます! (2022年4月7日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RINA | 作成日時:2022年1月24日 8時

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