拾淕 . ページ17
『フフッ//可愛い〜。』
「……千寿郎は可愛らしいだろう!!俺の弟だからな!!」
『煉獄さんも、私にとっては可愛らしい方ですよ?』
なんて、にっこり微笑んで言った後に、自分は何言ってんだろ…///なんて素に戻ってしまい赤い顔して弁解しようと彼の方を向いた
そこにいた彼は、顔を赤くし、頭から煙を出した可愛らしい姿だった
『……ブフッ…// やっぱり可愛いですねッ…煉獄さんは。』
「男に可愛らしいなどと…//あまり言ってくれるな…//」
片方の掌で顔を押さえ、赤い顔を隠しているのだろう
こんな煉獄さんは初めて見たので私の心は嬉しさでいっぱいだった
(あぁ"〜〜〜ッ//
私はこんなに幸せで良いのでしょうかぁあぁあ〜〜〜!!//)
キュウゥウ〜ンとする苦しい胸を錫杖を持ちながら抑える
すると、煉獄さんが「そろそろ中へ入ろう。」と赤い顔をしながら声をかけてきた
『はい!お邪魔いたします!』
推しの照れ顔を見れた事に大興奮しながら煉獄さんの大きな背中を追いかけていく
私のルンルン気分が伝わっているかのように錫杖の鈴もりんりんと綺麗な音を立てて鳴っている
玄関口へと入り、靴を脱ぐ
みんなとは違って草履や足袋靴ではなく、少し高さのあるヒールブーツなので、この時代にはないであろうチャックを下ろしてカツンッという音を立てて靴を脱いだ
すると、そんな私の靴を見て目をパチクリとする煉獄さん
「A少女の靴は変わっているな?」
『あ、これですか?
私の世界ではこのような形の靴はたくさんあるんです。
ブーツって言います。』
「ぶーつ?なんだ変わった名前のものだな?」
『日本というより、確か生み出しのは西洋の方だった気がします。』
「ふむ、A少女の世界には不思議なものがたくさんあるのだな。
」
実に興味深い!!とクソデカボイスの煉獄さん
この人が、もし私の世界へときてしまったらどのような反応をするのかが手に取るように見える
(まるで子供のような反応をするんだろうなぁ、フフッ//)
会話以外でも、常に杏寿郎さんのことしか考えていない私の頭の中はもう末期なのでは?なんて自分でも常々思う
私にとっては、完全に杏寿郎さんの存在は麻薬のような存在だ
(この人の存在がこの世から消えてしまうとか絶対無理、原作通りに行ってしまったら私、その場で自害する覚悟だわ。
え、絶対嫌。
絶対、救済する。
大好きで、大好きな杏寿郎さんのために!!
そして可愛い千寿郎くんのために!
家族思いの槇寿郎さんの為にも!
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RINA(プロフ) - リアさん» ご指摘ありがとうございます!直しておきます! (2023年2月7日 8時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
リア - すいません。母親になってます。母上ですよ。 (2023年2月6日 17時) (レス) id: 0e093b1cf6 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - 桜さん» 長い間、更新をせず本当に申し訳ありませんでした(泣)また少しずつ更新していこうと思います!読んでいただきありがとうございます! (2023年2月6日 17時) (レス) id: 86f8cfb1ca (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続き読みたいです。ずっと待ってました (2023年2月6日 12時) (レス) id: b03321ee13 (このIDを非表示/違反報告)
RINA(プロフ) - リアさん» すいません!非公開にし忘れていました泣!!書き込んだ後また更新させていただきます! (2022年4月7日 7時) (レス) id: b459f0a978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINA | 作成日時:2022年1月24日 8時