松野家の自称七つ子は…？

＃４４　逃げろ ページ47

Aside

双葉の声と共に立ち上がる。

チョロ松兄さんは手入れしていた銃を持ち、俺もチョロ松兄さんの銃を受けとる。

チョロ松「ﾁｯ…」

双葉「あれ？二人しかいないのかぁ。ま、いいやぁ。二人人質にでも使うからぁ」

双葉が言う。
その他にはザッと５０人が銃を構えていた。

ｸｯｿ…二人でこの数はキツイ…。

チョロ松「あ”？」

あ、チョロ松兄さんスイッチ入った。

双葉「ふふ〜♪いやねえ？雑魚マフィアが松野ファミリーって騒いでたんだよねえ。だからちょっと興味？」

気味の悪い笑みを浮かべながら言う。
おかしいんじゃねえか？興味だけで戦うって…おかしいだろ…。

双葉「やれ」

急に低くなった双葉の声に一瞬体が強ばる。

が、次の瞬間









チョロ松「逃げろ」

チョロ松兄さんの声が聞こえた。



チョロ松兄さんを見るとこの、数秒で、

腹部を撃たれていた。


A「ｯ………」

目を見開き、怒りの気持ちが込み上げて来たがそれは次の瞬間、考えられなくなった。




A「ｯあ…？」



背中を刺された感覚。




後ろを振り向くと、




数人の男が俺達の回りにいた。









この短時間で………








クソが…ｯ

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