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第2話 ページ4

_________……扉がゆっくりと開く。








変に体が強ばる。が、腰を低く臨時体制に入る。










??「賢者様…!」








??「賢者様がいらっしゃったぞ!魔法使いどもが召喚に成功した!」






「…?」











エレベーターの外には多くの人。しかし「賢者様ばんざい!」という声が聞こえ、思わず拍子抜けする。







賢者様?…まさか私のことなんでしょうか?















ド「さぁさぁこちらへ賢者様。ようこそ、来てくださいました。

私は中央の国の魔法管理大臣、ドラモンドと申します。」





ク「ええと私は中央の国の書記官クックロビンです。」












2人の男性がにこやかにこちらに近づいてくる。




外人だ。しかし言葉は通じている。その事に眉を潜めた。









「(何です…何かが、)」




ド「さぁ賢者様!魔法使いどもが来る前に中央の城にお連れしましょう!」






「えっ?ちょっと…」








ド「賢者様をお待ちしていたです!賢者様には〈大いなる厄災〉と戦って世界を救って頂きます。


あっ、ご心配なく、戦うのは魔法使いどもですから!」









「…魔法使い?」














笑いながら説明するドラモンドと呼ばれた男性。敵意がないと悟ったが、それでも警戒は解けない。















ド「ええ、ですがこいつらがまぁ、猫のように言うことを聞かない連中でして。



何故か、決まって昔から異界からやってきた賢者の
言うことしか聞かないんですよ。」






「あの、先程から何の話を、」











兵「ドラモンド様!ご報告が…」

ド「なに!?魔法使いどもが!?」















1人の兵士が耳打ちをする。弱りました、この状況どうするか、





何かのドッキリ…いや、それにしてはカメラらしきものがエレベーター内にもここにも見当たらなかった。











ド「賢者様!急いで中央の城に向かいましょう!ここは危ないです!」



「ちょっ…困ります。私仕事が…」











腕を引かれるが、踏み留まる。その様子を見たドラモンドさんは顔をしかめた。

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奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月15日 10時) (レス) @page10 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます!友人に勧められてすっかりハマってしまいました…更新遅いですが頑張っていきます!応援よろしくお願いします!! (2022年6月26日 0時) (レス) id: 54e5aabcc4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - まほやく嬉しいです!更新楽しみにしてます (2022年6月25日 22時) (レス) id: 0fd6bae53f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グロリアス | 作成日時:2022年6月25日 21時

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