Episode122 ページ33
ｸﾙｰｳｪﾙ「あんなの惚れ薬とも言えんがな。相当お粗末だ。
お前らいれる薬品と分量を間違えたな。」
ｴｰｽ「お粗末…」
惚れ薬。クルーウェルによれば禁忌に近いグレーゾーンの薬品らしい。
勿論今回のは本格的な惚れ薬ではない。クルーウェルはAに近づき、顔を覗きこんだ。
「おや…クルーウェルさん。」
ﾚｵﾅ「おい、クルーウェルどうなってやがる。」
ｸﾙｰｳｪﾙ「…まだ初期段階だな。これなら３日程度で治る。」
ﾚｵﾅ「は？」
ﾃﾞｭｰｽ「ほ、本当ですか？」
「おい、どういう事だ」と牙を剥き出しにするレオナ。クルーウェルは3本の指を立てた。
ｸﾙｰｳｪﾙ「惚れ薬の効果には三段階ある。それは瞳の色で判別できる。こいつはまだ初期のピンクだ。すぐ治る。
因みに色はピンク、マゼンタ、レッドの
三種。」
確かにAの瞳の色は薄いピンク色だ。
本来黄色のはずなのに可笑しいと納得をする。
ｴｰｽ「ち、ちなみに瞳の色がレッドになった場合って…？」
ｸﾙｰｳｪﾙ「レッドになったらまず惚れ薬が解ける事はない。永久的に相手を想い続ける。」
「まぁ、本物の惚れ薬ではないし、色が変わる事もないだろう」とAの顎を掴み目を見つめる。
彼女はその手を払い、更にレオナに寄った。
「私は惚れ薬なんぞにかかっていません。本当にレオナさんを愛しているんです。」
ﾚｵﾅ「おい、どうにかしろ…！」
ｸﾙｰｳｪﾙ「３日程度で解ける。生憎と解毒剤作るにも材料不足だ。禁忌に近いと言っただろう。」
「ふざけんな！」と声を荒げる。しかしそれでも彼女を振り払わないのは紳士的と言うべきか、優しさと言うべきか。
ｸﾙｰｳｪﾙ「しかし不思議だ。惚れ薬は一番最初に目に入った相手に惚れるはずなんだが…」
ｴｰｽ「視界に何人か既に入ってたみたいなんですけど、
お姉さんが換気をしようとして窓を開けた時に庭にレオナ先輩がいたらしくて…」
ﾃﾞｭｰｽ「キングスカラー先輩で10人目でした！」
ｴｰｽ「…お前、何で数えてたの？え、つか何で分かるの？」
その後、学園中に様々な噂が飛び交った。
“レオナ・キングスカラーに婚約者ができた”
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーアルファベット
X
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いぎ - 更新楽しみにしてます！！ (4月29日 13時) (
レス) id: 0fab079a1b (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - もう、やられてないんですか？ (8月24日 5時) (レス) id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみにまってます！😊 (6月8日 15時) (レス) id: 99ff633255 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ師匠。(プロフ) - ここの夢主ちゃんの性格が大好きです。更新応援しています!! (2023年4月9日 20時) (レス) @page41 id: 269bc0d773 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月16日 16時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グロリアス
| 作成日時：2020年7月5日 22時
