Episode2 ページ4
_________……逃げた先に飛び込んだのは図書室のような場所。
しかしここも不思議な事に本が浮いている。その光景に思わず足を止めた。
「夢でも見ているんでしょうか…」
グリム「見つけたんだゾ!」
私は浮いている本に触れようと手を伸ばす。しかし響いた声に手を引っ込めた。
グリム「丸焼きにされたくなかったらその服を、」
炎が向けられる。と身構える。
しかしその瞬間、
グリム「ふぎゃっ!?痛ぇゾ!なんだぁこの紐!」
ビシンッ!とどこから現れたのか分からない紐がグリムさんの事を縛り付ける。そしてまた違う声が図書室に響いた。
??「紐ではありません。愛の鞭です!」
現れたのは目元に仮面をつけた男性。帽子を被り、マントを羽織っている。
そして私の方をくるりと振り向くと、
??「嗚呼、やっと見つけました。君、今年の新入生で……ん?」
彼は顎に手を添え、様々な方向から私を観察する。そして不思議そうに首を傾けた。
「…あの…?」
??「女性…?いやウチの学園は男子校ですし…手違い?いやしかし扉(ゲート)に居ましたし…まさか理事長が?」
ブツブツと何かを呟き続ける男性。
そんな彼に「…あの、すみません」と思わず尋ねてしまった。
「何かの間違いでは?と言うか此処どこなんです?私、職務に戻らないといけないんですが…」
??「職務?空間転移魔法の影響で記憶が混乱しているのでしょうか…貴女名前は?」
「あ…名前は、」
グリム「離せー!オレ様は偉大なる魔法士になるんだゾー!!」
紐…ではなく鞭に縛られたグリムさんが叫ぶ。男性は溜め息をつき、やれやれと言った様子で口を開いた。
??「はいはい、少し静かにしていましょうね。」
グリム「ふがふが!」
??「全く困りますよ懐柔しきれてない使い魔を連れてくるなんて。」
「使い魔…?」
また聞きなれない言葉が飛び交う。頭の上に?を浮かべた私に対し、
「取り合えず鏡の間に行きましょう。闇の鏡に聞けば何か分かるはずです」
と背中を優しく押し、エスコートしてくれる。
「(嗚呼、早く仕事に戻らないと…)」
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こはね - 東リベバージョンをマジで見たいです!マジで!!!!!!!! (2021年9月6日 20時) (レス) id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - わとさん» コメントありがとうございます!刺さっちゃいましたかありがとうございます((アレッ、私の語彙力も何処へ……(・ω・`) (2020年4月11日 19時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
わと(プロフ) - 性癖に刺さりますし解釈一致で歓喜の舞ですあれ語彙力どこ… (2020年4月11日 4時) (レス) id: f1ea256af8 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます!リーチ兄弟を早く出したくてうずうずしてました((これからも更新頑張りますね…! (2020年4月11日 2時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 夢主のメイドさんがカッコいい、リーチ兄弟が思ったより早く出て嬉しいです。次の更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年4月10日 1時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グロリアス | 作成日時:2020年4月3日 18時